バージョン
効率的に作業するために、WwiseにはSoundBank(SoundBank)用のレイアウトが1つあります。このレイアウトにはSoundBank Manager、Object Tab Group、Project Explorer、Event Viewerなど、プロジェクトのサウンドバンクの作成、管理、生成のために必要なビューがすべて入っています。
ヒント | |
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デフォルトで、WwiseでSoundBankレイアウトに切り替えるにはF7を押します。 |
SoundBank Editorはレイアウトの下半分にあるObject Tab Groupで開けます。ここでさまざまなEvent、サウンド、ミュージック、モーション構造、オーディオファイルなどをサウンドバンクに追加し、サウンドバンクを構築していきます。SoundBank Editorを開くには、SoundBankをProject ExplorerまたはSoundBank Managerで選択します。
SoundBank Editorにあるタブは、以下の4つです。
Add - SoundBankに追加した実際のイベント、オブジェクト階層、Work Unit、フォルダなどだけが、表示される。一緒に自動的にSoundBankに追加される様々な子オブジェクトは、Editタブだけに表示される。Addタブで、SoundBankに入れる情報やメディアのタイプを、階層エレメントごとに決める。
Game Syncs - Addタブに表示される各種イベントやサウンド構造に関連する、様々なState、Switch、Triggerのリストが表示される。このタブで、そのSoundBankから除外するゲームシンクを選択できる。あるゲームシンクを除外すると、これに関連する全てのサウンド構造やメディアファイルも除外される。
Edit - Addタブに表示される様々なプロジェクトエレメントに関連する、全てのイベント、オブジェクト構造、メディアファイル、そして全ての子オブジェクトの詳しいリストが表示される。また、SoundBankに入っているメディアファイルの詳細情報として、サンプルレート、オーディオフォーマット、ファイルサイズなどが表示される。このタブで提供される情報を編集して、プラットフォームごとの制約や条件に合わせて、個別のファイルのコンバージョン設定(Conversion settings)を簡単に調節できる。リストをランゲージ別やオブジェクトタイプ別にフィルタして、そのSoundBankから除外するプロジェクトエレメントの選択を外すこともできる。
Details - 選択中のSoundBankに入っている、さまざまなエレメントのサイズの詳細情報や、不足しているファイルや置き換えられたファイルが表示される。
プロジェクトの開発中にいつでも、SoundBank Managerを使ってSoundBankを生成できます。SoundBank Managerにユーザ定義サウンドバンクのリストや自動定義サウンドバンクのリストが表示されます。それぞれのリストに各サウンドバンクのタイプやサイズなどの基本情報が含まれます。SoundBank Managerにはプラットフォームやランゲージのリストもあり、それを選択してどのサウンドバンクを生成するのかを決めます。