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Speaker Panner

Speaker Pannerの動作は、オブジェクトのProperty Editorの、PositioningタブにあるSpeaker Panning設定によって違います。Speaker Panningはデフォルトで Direct Assignment に設定されていますが、その場合は2Dのサウンドや音楽のチャンネルが、リスナーやゲームオブジェクトのポジションやオリエンテーションに関わらず、出力バスの該当チャンネルに直接アサインされます。 このとき、Speaker Pannerビューは表示されません。

一方、Speaker Panningの残りの2つのオプションのどちらかを選択すると、Speaker Pannerビューが有効になります。こちらを使えば、ソースオーディオと出力バスのチャンネルとの関連付けを、以下のように調整できます:

  • Balance-Fade: Speaker Pannerに、XY座標の2次元グラフビューが含まれ、中心に円があります。X座標で左右のスピーカーのバランスを制御し、Y座標で前後のスピーカーのバランスを制御します。円を、グラフビューの好きな位置にドラッグすれば、 出力バスのチャンネルのボリュームを調整 できます。円に近いチャンネルはボリュームが大きくなり、円から離れたチャンネルはボリュームが小さくなります。

    [注釈]注釈

    出力バスがステレオのときは、Y座標は影響しません。7.1chコンフィギュレーションのサイドスピーカーのボリュームは、円がグラフビューの中央にきたときに最大になります。

  • Steering: Speaker Pannerに、XYZ座標の3次元グラフビューが含まれ、中心に円があります。X座標で左右の配分を制御し、Y座標で前後の配分を制御し、Z座標で上下の配分を制御します。円を、グラフビューの好きな位置にドラッグすれば、 出力バスのチャンネルに対する、ソースオーディオの配分を調整 できます。配分は、円に近い方がウェイト付けが重くなります。

    [注釈]注釈

    Z軸はグラフビューに表示されず、その値はZ軸スライダーで制御し、表示されます。また、Heightレイヤにチャンネルのないコンフィギュレーションには、影響を与えません。

項目

内容

Name

オブジェクト名。

Notes

このオブジェクトのプロパティについての、追加情報。

(Graph View)

円とリスナーやスピーカーとの位置関係を、5.1環境において示した図。

[注釈]注釈

センターチャンネルは、オブジェクトのProperty EditorのPositioningタブにある Center % スライダーで定義します。

グラフビューの中心にズームインする。

グラフビューの表示を、デフォルトのズーム比「1:1」にリセットする。

グラフビューの中心からズームアウトする。

Pan Left-Right

円のX軸にそった座標。

Default value: 0

Range: -100 to 100

Pan Front-Rear

円のY軸にそった座標。(ステレオコンフィギュレーションに影響なし。)

Default value: 0

Range: -100 to 100

Pan Up-Down

円のZ軸にそった座標。(コンフィグレーションにHeightレイヤのチャンネルがければ、影響はない。)

[注釈]注釈

Z軸のスライダは、Speaker PanningモードがSteeringに設定されている場合にのみ使用可能。

[注釈]注釈

Z軸はグラフビューに表示されず、その値はZ軸スライダーのみで制御され、表示される。

Default value: 0

Range: -100 to 100


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