Wwiseヘルプ

マニュアル操作または定義ファイルのインポートにより、すべてのSoundBankが作成できたら、Event、ゲームシンク、オブジェクトをマニュアル操作で追加したり除外したりし、SoundBankごとに中身を調整します。マニュアル操作でSoundBankに追加または除外したプロジェクトエレメントが分かるように、SoundBank Editorの、Addタブと、Game Syncsタブで、その項目の横に*（アステリスク）が表示されます。

SoundBankに1つのプロジェクトエレメントを追加すると、それに関連する全てのイベント（Events）、オブジェクト構造（Structures）、メディアファイル（Media）なども、自動的にSoundBankに追加されます。しかし、SoundBankに入れるプロジェクトエレメントのタイプを限定して、SoundBankの中身を調節することができます。例えば、あるSoundBankにメディアだけを入れたい場合などです。

作業効率を上げるために、Wwiseでは、Project Explorerから、SoundBank Editorに、構造、Work Unit、またはフォルダをそのままドラッグして入れることができます。これらのプロジェクトエレメントに子オブジェクトが入っている場合は、子オブジェクトも自動的にSoundBankに追加されますが、これらが表示されるのは、Editタブだけです。

SoundBankに親オブジェクト、Work Unit、またはフォルダが追加されると、元のプロジェクトエレメントとのアクティブリンクが維持されます。例えばSoundBankに1つのEvent Work Unitがあり、このWork Unitに2つのEventを後から追加すると、それらは自動的にSoundBankに追加されます。このSoundBankをSoundBank Editorにロードすると、Addタブには依然として最初のEvent Work Unitのみが表示されますが、EditタブにはWork Unit内のすべてのEventが表示され、先ほど追加した2つのEventも入っています。Wwiseでは、このリンクを維持することで、プロジェクトに加えた最新の変更点が、必ずSoundBankに含まれるようにします。

	注釈
	プロジェクトからアンロードしたプロジェクトエレメントがSoundBankに含まれている場合、SoundBank EditorのAddタブで、このプロジェクトエレメントが黄色で表示されます。