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ループの設定

オブジェクトはデフォルトとして、最初から最後まで1回再生されます。しかし場合によって、オブジェクトを2回以上再生させたいこともあります。そこで、Loop(ループ再生)を設定します。オブジェクトをループさせる時は、まずループの回数を設定します。なおループ再生は、無限にループさせるオプションと、ループ回数を指定するオプションがあります。

ループはデフォルトでオブジェクト全体が再生されますが、オーディオファイルにリージョン(範囲)を指定するマーカーを設定するとオブジェクトの指定された部分だけがループされます。一方、下図のようなFull Loop(完全ループ)の場合は、オブジェクト全体が最初から最後まで再生されます。一旦オブジェクトが最後まで再生されると、また最初に戻って再生されます。その後、指定したループ回数に到達するまで繰り返し再生されます。

また、下図のようなRegion Loopの場合は、マーカーで指定したリージョンだけがループ再生されます。まず、オブジェクトの最初からループリージョンの最後まで再生されます。その後、マークされたリージョンの先頭に戻りループリージョンを再生し、指定したループ回数に到達するまでリージョンの再生を繰り返します。リージョンのループが終了すると、そのオブジェクトの残りの部分が再生されます。ループ回数が無限の場合は、オブジェクトの残りの部分が再生されることはありません。Wwiseが対応できるループリージョンは1つだけなので、オーディオファイル中に設定されたリージョンが1つだけであることを、確認してください。

[注釈]注釈

リージョンマーカー(またはAuditionのスタートサンプル、エンドサンプル)は、Adobe® Audition®やSound Forge®など、サードパーティアプリケーションで作成する必要があります。なお、これら以外のサードパーティアプリケーションが使えることもありますが、Wwiseの正式な対応ではありません。

サウンドをループさせるには:

  1. Property Editorに、オブジェクトを1つロードする。

  2. Loopオプションを選択する。

    Loopの選択肢が選択可能となる。

  3. 以下のオプションを1つ選択する。

    Infinite(無限)は、オブジェクト全体、またはファイル内で設定したループリージョンを、無限に繰り返す。

    No. of Loops(ループ回数)は、オブジェクト全体、またはファイル内で設定したループリージョンを、設定した回数だけ再生する。

  4. No. of Loopsオプションを選択した場合は、オブジェクトまたはループリージョンを再生させる回数を入力する。


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