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Voice Inspectorを使う

Voice Inspectorはゲームと接続中に使うか、Wwiseオーサリング内で直接使います。

Voice Inspectorの設定:

  1. Voice Profilerレイアウトを開く (F11) か、Voice Inspectorビューを直接開きます。

  2. Voice Inspectorの右上にある設定アイコンをクリックするか、Alt+Gを押してProfiler Settingsビューを開きます。

  3. Voices Dataと、Voice Inspector Dataを有効にします。

データをキャプチャーする:

  1. Project Explorerで、ソースファイルのあるSound SFXを追加します。Infiniteのループに設定します。

  2. Property EditorのRTPCタブで、1つ以上の値(Volume、またはLPF、またはHPF)に関連するRTPCカーブ(複数でも可)を追加します。

  3. 状況に応じて、Property EditorのPositioningタブでAttenuation ShareSetを追加し、Attenuation EditorでCone Useを有効にします。

  4. WwiseツールバーでStart Captureをクリックします。(Alt+C)

  5. Transport Controlで、サウンドを再生します。(スペースバー)

  6. 以下のように、様々な設定を調整します:

    • Attenuation Editorで、Distance AttenuationとCone Attenuationを移動できます。

    • Master Audio Bus、またはサウンドのGeneral Settingsタブで、Volume、Pitch、Low-pass Filter、またはHigh-pass Filterの基本値を変更できます。

  7. キャプチャを停止します。(Alt+C)

この時点で、このボイスのVolume/LPF/HPFに対する変更がすべてVoice Inspectorに記録されています。変更内容を確認するには、Voice Inspectorを観察しながらVoice Monitor内のタイムカーソルを移動します。

キャプチャーしたデータを観察する:

  1. Voice Explorer、Voice Inspector、Voice Monitorの3つのビューが開いていることを確認します。(デフォルトで、Voice Profilerレイアウトにすべてのビューが入っています。)

  2. Voice Monitorでタイムカーソルを後ろに移動し、見たいループ音がVoice Explorerに表示されるまで、移動します。Voice Explorerのリストで、このサウンドを選択します。

  3. Voice Explorerでサウンドを選択すると、そのボイスの完全な信号フローがVoice Inspectorビューの左パネルにあるVoice Graphに表示されます。グラフでノードを1つ選択すると、具体的なボイスパスが表示され、それによって右パネルにあるContribution Listが、適宜更新されます。

  4. Voice Monitorでタイムカーソルを前後に動かすことで、キャプチャー中にVolume/LPF/HPFに加えられた変更を確認できます。

    [ヒント]ヒント

    Performance MonitorまたはVoice Monitorのどちらか片方でタイムカーソルを移動すると、もう片方のビューでも移動が同期されます。


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