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警告:あなたのメジャーリリース ( 2022.1.14.8476 ) に該当する最新ドキュメンテーションが表示されています。特定バージョンのドキュメンテーションにアクセスするには、Audiokinetic Launcherでオフラインドキュメンテーションをダウンロードし、Wwise AuthoringのOffline Documentationオプションにチェックを入れてください。

Transport Control

Wwise Transport Controlで、開発プロセスのフェーズごとにオーディオアセットやモーションアセットを再生して視聴できるほか、必要に応じて前に戻りインポートしたファイルのコンバージョン前のオリジナルバージョンを視聴できます。プラットフォーム別に視聴したいオブジェクトを指定し、あなたが適用したフェードやディレイの再生を確認することもできます。

Transport Controlは一般的な再生コントロールを提供するほか、ステート、スイッチ、トリガー、RTPCなどを適用したサウンドオブジェクト、ミュージックオブジェクト、そしてモーションオブジェクトを再生してモニターする追加機能もあります。再生できるWwiseオブジェクトを以下に示します。

  • Sound SFX

  • Sound Voice

  • Containers

  • イベント(ダイアログイベント以外)

  • Music Segment、ミュージックコンテナ

オブジェクト、イベント、またはコンテナを選択すると、それが自動的にTransport Controlにロードされ、オブジェクトの名前とそのアイコンがタイトルバーに表示されます。

項目

内容

Transport Controls

(Name)

Transport ControlにロードしたWwiseオブジェクトの名前とアイコン。Transport Controlに追加できるWwiseオブジェクトを以下に示す。

Event

Sound SFX

Sound Voice

Random Container

Sequence Container

Blend Container

Switch Container

Music Segment

Music Playlist Container

Music Switch Container

(ピン留め有・無)

選択すると、現在Transport Controlにロードしたオブジェクトに固定され、Property Editorに他のオブジェクトがあっても、新しいオブジェクトはロードされない。

再生を停止する。

再生を一時停止する。このボタンをもう一度クリックすると、再生が再開する。

Transport Controlにロードしたオブジェクトを再生する。

プロパティをバイパスしながら、Wwiseにロードしたオブジェクトを実行するためにPlayをクリックする間、Shiftキーを押したままにしてください。それは、DAWsで見つかるようなPFL (Pre-Fader Listen)のようであり、Wwiseは階層のプロパティ(ボリューム、ピッチ、フィルター、遅延、エフェクト、Auxiliary Sends、Attenuation Curves、RTPC カーブ、States ポジショニング、バスルーティングのようなものを含む)なしでオブジェクトを再生しますが、その動作(フェード、トリム、ループポイント、ランダム・シーケンス再生などのような)は残ります。

[警告]ご注意!

Play - Bypass プロパティショートカットを使うと、結果サウンドは不快なぐらい大きかったり、音程が外れていたりするかもしれません。

Transport のPlay ボタンをクリックすると、Play Cursor の位置からクリップが再生されます。Play Cursor の実行中にPlay ボタンをクリックすると、最初のPlay Cursorと同じ開始位置から同時に再生される別のPlay Cursorが追加されます。

(Transport Play Options)

Transport Play Optionsメニューが開き、以下のオプションが表示されます:

  • Play OriginalsPlay Converted

  • Only Play Objects Included in Platform

Play Originals を選択すると、コンバージョン前のオリジナルのかたちでオブジェクトが再生されます。Play Converted を選択すると、コンバージョン後のバージョンのオブジェクトが存在する場合は、それが再生されます。

[注釈]注釈

あるプラットフォーム向けにオーディオファイルをコンバージョンすると、そのプラットフォームの具体的なハードウェア要件に合わせてファイルが変換されます。つまり、Wwiseを実行しているプラットフォームがそのファイルタイプをサポートしない場合は、コンバージョン後のファイルをWwiseで再生できな可能性があります。

Only Play Objects Included in Platform を選択すると、選択したプラットフォームに含まれるオブジェクトだけがTransport Controlで再生できます。

デフォルト値は Play Originals で、 Only Play Objects Included in Platform がアクティブです。これらの値のいずれかを変更した場合、Transport Play Optionsボタンがオレンジ色になります。

(Delay)

Event Action、Random Container、またはSequence Containerに、ディレイを適用したかどうかを示す。ディレイがある場合、再生中のディレイ期間中にこのアイコンがオレンジ色になる。

(Fade)

Event Action、Random Container、またはSequence Containerに、フェードを適用したかどうかを示す。フェードがある場合、再生中のフェード期間中にこのアイコンがオレンジ色になる。

(Reset Menu)

Resetメニューが開き、以下のオプションが表示されます:

  • Reset All : 全オブジェクトを元の設定に戻す。

  • Reset All Random and Sequence Containers: オブジェクト用にトリガーした全てのランダムアクションやシーケンスアクションを解除する。

  • Reset All Game Parameters: オブジェクト用にトリガーした全てのGame Parameterを解除する。

  • Reset All States: オブジェクトの全てのSet Stateアクションを解除する。

  • Reset All Switches : オブジェクトに設定した全てのSet Switchアクションを解除する。

  • Reset All Set Mute: オブジェクト用にトリガーした全てのミュートアクションを解除する。

  • Reset All Set Pitch: オブジェクト用にトリガーした全てのピッチアクションを解除する。

  • Reset All Set Volume: オブジェクト用にトリガーしたボリュームアクションを解除する。

  • Reset All Set Bus Volume: オブジェクト用にトリガーしたボリュームアクションを解除する。

  • Reset All Set Low-pass Filter: オブジェクト用にトリガーした全てのLPFアクションを解除する。

  • Reset All Bypass Effect: オブジェクト用にトリガーした全てのエフェクトバイパスアクションを解除する。

  • Reset All Set Effect: オブジェクト用にトリガーされたすべてのset effectアクションを解除する。

  • Reset All Music Tracks Force Usage: Soundcasterを使った特定トラックの強制再生を解除する。

  • Reset All Source Editor Play Cursors: Source Editorで手動でトリガーした再生カーソルを解除する。

  • Reset Attenuation Preview: オブジェクトに設定されたdistance、angle、obstruction、occlusion、diffraction、transmissionの値をデフォルト値に再設定する。

Game Syncs

現在のオブジェクトに関連する全てのState GroupやStateを表示する。

(State Group)

現在のオブジェクトにアサインした全てのStateやState Groupの名前。

(State)

再生中に変更できる該当Stateのリスト。

現在のオブジェクトに関連する全てのSwitch GroupやSwitchを表示する。

(Switch Group)

現在のオブジェクトに関連する全てのSwitch Groupの名前。

(Switch)

再生中に変更できる該当Switchのリスト。

現在のオブジェクトにアサインした全てのGame ParameterをGame Syncs部分に表示する。

(Game Parameter Name)

現在のオブジェクトにアサインした全てのGame Parameterの名前。

(Value)

RTPCの視聴目的で再生中に変更できるGame Parameter値。

現在のミュージックオブジェクトに関連する全てのTriggerをGame Syncs部分に表示する。

(Trigger Name)

Soundcasterのオブジェクトに関連するTriggerのリスト。

現在再生中のミュージックオブジェクトに重ねて再生する該当スティンガーを呼び出す。


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