次のセクションでは、Wwiseバージョン2019.2.10とバージョン2019.2.11の間での変更点を挙げ、説明します。
プラットフォーム固有の情報は、こちらにあります:
以前のバージョンの詳細については、以前のリリースノート をご覧ください。
新機能
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WG-53834 Profiler: Game Object IDを使い、ショートカットメニューからGame Objectにフィルタを適用する機能を追加しました。
APIの変更
動作の変更
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WG-53829 ゲームコントローラ出力用の
AddOutput()
の呼び出しに、特定のリスナーを使うことが、必須です。ログにエラーがプリントされるようになりました。
バグ修正
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WG-51624 修正済み: Wwise Motionプラグインを、DirectInputコントローラで使うと、わずかなメモリリークがありました。
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WG-52037 修正済み: ソースのファイルの終わり付近にマーカーがある場合に、サンプルアキュレートなトランジションの使用で、Use-after-freeのエラー。
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WG-53513 修正済み: Contents Editorの1つの列に該当するノードを削除すると、Wwiseがクラッシュしました。
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WG-53742 修正済み: メモリが少ない状況では、
AK::SoundEngine::DecodeBank
でメモリリークが起きる可能性がありました。
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WG-53743 修正済み: メモリが少ない状況では、iZotope Trash Box Modellerプラグインで不正なメモリの読み込みがありました。
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WG-53792 修正済み: 起動時にWwiseがクラッシュする可能性がありました。
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WG-54061 修正済み: サウンドバンクが既にロードされているのをモニタリングすると、クラッシュしました。
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WG-54062 修正済み: Ambisonicチャンネルコンフィギュレーションの使用中にサウンドエンジンを終了すると、クラッシュすることがありました。
コミュニティで報告されたバグの修正
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WG-53632 修正済み: 指定されたEffectをSetBusEffectがロードするのに失敗したときに、エラーメッセージがありませんでした。
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WG-53677 修正済み: Voices Graphを開いたときに、クラッシュする可能性がありました。
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WG-54072 修正済み: (Spatial Audio) RoomやPortalの走査(traversal)のアルゴリズムは、ループしてリスナーのルームに戻って通るようなパスを生成する可能性がありました。このパスは耳に聞こえませんが、計算しようとしてパフォーマンスに負荷がかかることがあります。
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WG-54109 修正済み: Blend Containerを再生中でリミッターがあると、Profilerに接続したときにクラッシュしました。