バージョン

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概要

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Wwise 2021.1は、SoundFrameに対応する最後のメジャーバージョンです。SoundFrameはEnd-of-Lifeの段階にあり、それを完全にオーバーライドするWwise Authoring API (WAAPI) によって置き換えられました。詳細については、WAAPI®を参照してください。

SoundFrame™は、Wwiseとコミュニケーションをとるためのフレームワークです。SoundFrame SDKを使って作成したプラグインは、ゲーム開発に使うワールドビルディングアプリケーションであるGamebryo®、Unreal Editor (UnrealEd)、Maya®、3ds Max®、社内独自ツールなどに直接、組み込めます。この種のプラグインはコミュニケーションフレームワーク上にビルドされ、使用中のワールドビルディングアプリケーション内で、Wwiseのイベント再生、ゲームシンク切り替えのトリガー、ポジショニングプロパティの変更など、Wwiseの多くの機能をそのまま実行できるようにします。また、アニメーションの指定したポイントにイベントを組み込んだり、ゲームテキスチャにSwitchをマッピングしたり、減衰半径を可視化したり、特定ゾーンに環境リバーブを設定したりするなど、数多くの操作が可能になります。

SoundFrameはオーディオシミュレーション用のアプリケーションをビルドするための究極のツールでもあります。SoundFrame SDKを使えば、CarSimなどのようにカーエンジン音をシミュレーションする具体的なツールから、Environmentテスターなどゲーム内の多数の環境でサウンドをテストして検証する総合的なツールまで、様々なシミュレーションツールを作成できます。複数のSwitch、State、Game Parameterなどが同時に変化する高度なゲームシナリオを、これらのアプリケーションを使って再現できます。ゲームの具体的なニーズに合わせて複雑なシナリオやシミュレーションを調整できるため、オーディオのテスティングや検証において貴重なリソースとなりえます。

SoundFrame APIを使ってツールを完成させてしまえば、あとはゲームエンジンがサウンドを取り込める状態でなくても、プログラマーの手を借りることなくオーディオのあらゆる面のテスト、検証、組み込みができます。


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