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2021.1.14.8108
2024.1.4.8780
2023.1.12.8706
2022.1.18.8567
2021.1.14.8108
2019.2.15.7667
2019.1.11.7296
2018.1.11.6987
2017.2.10.6745
2017.1.9.6501
2016.2.6.6153
2015.1.9.5624
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Bus Statesタブで、バスを通る全てのオブジェクトに対してStateをアサインして、特定のStateが有効になった時の各オブジェクトの特徴をさらに細かく決めます。現在のバスにおいて、現在のステートプロパティ設定を使ったり、ステートのカスタム設定を作成したり、特定のステートを完全に無効にしたりできます。
インタラクティブミュージックを作成する時に、スムーズなトランジションを確保するためにStateの切り替えタイミングを再生中のミュージックのテンポや拍子に合わせると、非常に便利なこともあります。Audio Bus Property Editorで、現在選択中のState Groupの全てのStateについてState切り替えの最適ポイントを指定できます。ポイントとして、例えば、Immediate、Next Cue、Next Beatなどを指定します。
同じバスにサウンドオブジェクトとミュージックオブジェクトの両方がルーティングされるので、State切り替えの設定に矛盾が生じる確率が高くなります。それぞれのケースで何が起きるかを、下表に示します。
項目 |
内容 |
---|---|
Sound objects only |
即刻。 |
Music objects only |
最初のミュージックState変更条件を満たしたとき。 |
Sound and music objects |
最初のミュージックState変更条件を満たしたとき。 |
General | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
項目 |
内容 |
||||||
[name] |
オブジェクト名。 |
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![]() |
オブジェクトのカラーを示します。アイコンをクリックすると、カラーセレクタが開きます。 ![]() カラーを選ぶと、オブジェクトに適用されます。
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||||||
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
オブジェクトのMute(ミュート)、Solo(ソロ)の設定ボタンであり、オブジェクトに自動的に設定されているミュートやソロの状態を示す。 オブジェクトをミュートにすると、現在のモニターセッションにおいて、このオブジェクトの音がミュートされる。オブジェクトをソロにすると、プロジェクト内の他のオブジェクトが全て、ミュートされる。 ミュートやソロを示すMやSが太文字であれば、このオブジェクトが意図的にミュートされた、またはソロにされたことを示す。太文字でない、薄いMやSの表示は、このオブジェクトのミュート状態やソロ状態が、他のオブジェクトの状態に関連して自動的に決まったことを示す。 あるオブジェクトをミュートすると、その下位オブジェクトが自動的にミュートされる。 オブジェクトをソロにすると、その同位にある他のオブジェクトが自動的にミュートされ、下位オブジェクトや上位オブジェクトが自動的にソロにされる。
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![]() ![]() |
このオブジェクトを直接参照する、あなたのプロジェクトにある要素の数を示します。アイコンの色は、このオブジェクトを参照するものがあればオレンジ色、参照するものがなければ灰色です。 ボタンを選択すると 「Referenceビュー」 が開き、 References to: フィールドにオブジェクト名が表示されます。 |
||||||
Notes |
このオブジェクトのプロパティについての、追加情報。 |
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![]() |
Property Editorで選択中のタブの表示方法を設定します。デフォルトで、1つのパネルに、選択中のタブが1つだけ表示される。スピリッターボタンをクリックすると、パネルが左右または上下に2分割され、2つの異なるタブが表示される。現在選択中のオプションが、バックグランドカラーを入れてハイライトされる。
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State | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
項目 |
内容 |
|||||
![]() |
State Groupの選択メニューが開き、既存のStateやState Groupを選択するか、新しいグループを作成できる。 |
|||||
![]() |
登録StateやState Groupのリストから、選択したStateやState Groupを削除する。 |
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![]() |
「State Propertiesダイアログ」が開き、Stateプロパティのうち、このオブジェクトに適用するものを指定できる。 |
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![]() |
Copy State Valuesダイアログボックスが開く。 |
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Columns | ||||||
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検索フィールドが開き、標準的な英数字の検索によってマッチしない項目がビューで非表示となる。詳しくは「表の使用」を参照。 検索フィールドを閉じて検索フィルタを解除するには、Searchアイコン左のCloseアイコンをクリックする。
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![]() |
行ヘッダ部分でショートカット(右クリック)オプションのConfigure Columns...をクリックする。 Statesタブの場合は、「Configure Columnsダイアログボックス」でなく「State Propertiesダイアログ」が開く。. このオブジェクトに含めるStateプロパティを指定すること。 |
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State |
現在のオブジェクトにアサインされているStateやState Group。 |
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表にあるStateプロパティは、「State Propertiesダイアログ」で選択した、特定のオブジェクト専用の追加型プロパティが全て含まれる。以下の行にあるのは、Master-Mixer HierarchyオブジェクトのデフォルトのStateプロパティだけである。特定のオブジェクト専用のプロパティの詳細は、該当するProperty EditorまたはProperty Editorタブのページ、例えばGame-defined Auxiliary Sends Volumeであれば「Property Editor:Audio Bus」を、参照すること。 | ||||||
Bus Volume |
バスレベル、またはAuxiliary Busレベルでオーディオ信号に適用される減衰(レベルまたは振幅)。ボリュームの詳細については「ボイスパイプラインを理解する」を参照。 デフォルト値: 0
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Voice Volume |
現在のオブジェクトが特定のStateの時に、オーディオアウトプットのレベル、つまり振幅をどのように適用するのかを指定する。 デフォルト値: 0
|
|||||
Voice Pitch |
以下のような、オーディオストラクチャの再生スピード。
Default value: 0 |
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Voice Low-pass Filter |
指定値に基づいて高周波を減衰させる、リカーシブ(再帰)フィルタ。 ローパスフィルタの単位は、適用するローパスフィルタ率を表し、0はローパスフィルタなし(信号に影響なし)、100は最大減衰を表す。 (—詳しくは WwiseのLPFとHPF値カットオフ周波数 を参照。) 単位:% Default value: 0 |
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High-pass Filter |
指定値に基づいて低周波を減衰させる、リカーシブ(再帰)フィルタ。 ハイパスフィルタの単位は、適用するハイパスフィルタ率を表し、0はハイパスフィルタなし(信号に影響なし)を表し、100は最大減衰を表す。 High-pass FilterにはリンクインジケータとRTPCインジケータがあるので、詳細は Property Editorを使って作業する を参照。 単位:% Default value: 0 |
|||||
Make-up Gain |
ボイスに対する他のボリューム調整を全て行ったあと、最後に適用するボリュームゲイン(dB単位)。メイクアップゲインは、Actor-Mixer Hierarchy全体を通して、加算される。 ボイスの処理方法、ルーティング順序、各種ボリュームやエフェクトの適用位置などについては ボイスパイプラインを理解する を参照。 Make-up Gainの詳細は ラウドネスノーマライゼーション、またはメイクアップゲインを使い、ボリュームを調整する を参照。
Default value: 0 |
|||||
Change occurs at: |
現在のミュージックオブジェクトにおいてState切り替えを行うポイントの設定。以下のオプションから選択する。
複数のミュージックオブジェクトが再生中の場合は、最初に設定されている機会に、全ミュージックオブジェクトのStateが切り替わる。 |