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2019.1.11.7296

2018.1.11.6987

2017.2.10.6745

2017.1.9.6501

2016.2.6.6153

2015.1.9.5624


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Wwise Unreal Integration Documentation
トランスミッション

エミッターとリスナーの間にオブジェクトが出現すると、音はそのオブジェクトの中を通ることができます。この現象をモデル化するために、Spatial Audioでは、音のダイレクトパスにフィルターをかけます。 AkSurfaceReflectorSetComponent や、 AkGeometryComponent や、 AkRoomComponent の各コンポーネントに、0から1までの透過損失(Transmission loss)値を適用できます。透過損失値はWwiseに送られ、関連付けられたフィルタが、プロジェクトのオクルージョンカーブに従って適用されます。一般的に、設定値が1.0であれば完全な損失を意味し、設定値が0.0であれば、その音が損失なしでジオメトリを透過することを意味します。

info 注記: このチュートリアルを始める前に、 Spatial Audioチュートリアルの事前準備 を完了させておいてください。

パスの透過損失値は、その音がエミッターからリスナーまでのダイレクトパスにおいて遭遇する、最大透過損失値です。ジオメトリまたはルームの透過損失値を選択できます。

  1. AkSpatialAudioVolume コンポーネントでは、
    1. サーフェスリフレクタを有効にしてあれば、各アコースティックサーフェスに透過損失値を関連付けることができます
      Acoustic Surfacesの、Transmission Loss値
    2. ルームを有効にしてあれば、ルームの壁に透過損失値を関連付けることができます。
      RoomのTransmission Loss
  2. AkGeometry コンポーネントでは、
    1. 透過損失値を、Acoustic Properties Overrideセクションでオーバーライドできます
      1. コリジョンメッシュにおいて:
        AkGeometryコンポーネントで、シンプルコリジョンメッシュのTransmission Loss(透過損失)値をオーバーライドする
      2. スタティックメッシュの、マテリアルごとに:
        AkGeometryコンポーネントで、スタティックメッシュのTransmission(透過)値をオーバーライドする
      3. Transmission Loss(透過損失)値は、 Integration設定 の AkGeometry Surface Properties Mapで、Physical Materialごとに設定することもできます。
        Transmission Loss値をPhysical Materialsに関連付ける
  3. デフォルトで、透過損失はWwiseプロジェクトのオクルージョンカーブに換えられます。これらのカーブは、AuthoringのProject Settingsの、Obstruction/Occlusionタブで調整できます。
参照

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