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2019.2.15.7667
2024.1.4.8780
2023.1.12.8706
2022.1.18.8567
2021.1.14.8108
2019.2.15.7667
2019.1.11.7296
2018.1.11.6987
2017.2.10.6745
2017.1.9.6501
2016.2.6.6153
2015.1.9.5624
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このProperty Editorに、選択中のサウンドオブジェクト(SFX またはVoice)の様々なプロパティや動作オプションが表示されます。オブジェクトのプロパティ設定、例えばピッチやボリュームなどで、ゲーム中のオーディオの聞こえ方が決まります。一方、オブジェクトの動作設定、例えばループやストリーミングなどで、ゲームの任意の時点でサウンドがどのように再生されるかが決まります。
Property EditoのGeneral Settingsタブは3つのエリアに分かれています。最初のエリアに、アウトプットルーティングなど全ての絶対プロパティが表示されます。中央エリアに、ボリュームやピッチなど全ての相対プロパティが表示されます。右側の最後のエリアに、全ての動作設定が表示されます。
絶対プロパティや相対プロパティの詳細については「プロジェクト階層内のプロパティについて」を参照してください。
各種タブ(Conversion、Effects、Positioning、RTPC、States、Advanced Settings)に表示されるプロパティの詳細については「共通するPropertyタブ: Actor-Mixerオブジェクト」を参照してください。
ボイスの処理方法、ルーティング順序、各種ボリュームやエフェクトの適用位置などについては「ボイスパイプラインを理解する」を参照してください。
General | |||||||
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項目 |
内容 |
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Inclusion |
このオブジェクトが含まれるのかどうかを示す。選択すると、このオブジェクトが含まれる。選択しないと、含まれないことを示す。 デフォルトでは全プラットフォームに適用する。プラットフォーム別のカスタマイゼーションの指定や設定を行う場合は、 Linkインジケータ (チェックボックス左)を使う。 チェックなしの場合は、Property Editorのプロパティや動作を設定できない。 Default value: true |
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[name] |
オブジェクト名。 |
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Notes |
このオブジェクトのプロパティについての、追加情報。 |
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![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
オブジェクトのMute(ミュート)、Solo(ソロ)の設定ボタンであり、オブジェクトに自動的に設定されているミュートやソロの状態を示す。 オブジェクトをミュートにすると、現在のモニターセッションにおいて、このオブジェクトの音がミュートされる。オブジェクトをソロにすると、プロジェクト内の他のオブジェクトが全て、ミュートされる。 ミュートやソロを示すMやSが太文字であれば、このオブジェクトが意図的にミュートされた、またはソロにされたことを示す。太文字でない、薄いMやSの表示は、このオブジェクトのミュート状態やソロ状態が、他のオブジェクトの状態に関連して自動的に決まったことを示す。 あるオブジェクトをミュートすると、その下位オブジェクトが自動的にミュートされる。 オブジェクトをソロにすると、その同位にある他のオブジェクトが自動的にミュートされ、下位オブジェクトや上位オブジェクトが自動的にソロにされる。
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![]() |
Property Editorで選択中のタブの、表示方法を設定する。デフォルトで、1つのパネルに、選択中のタブが1つだけ表示される。スピリッターボタンをクリックすると、パネルが左右または上下に2分割され、2つの異なるタブが表示される。現在選択中のオプションが、バックグランドカラーを入れてハイライトされる。
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Relative Properties | ||||
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項目 |
内容 |
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Voice Volume |
バスにルーティングする前、またはAuxiliary Busに送る前に、現在のオーディオオブジェクトに適用する減衰(レベルまたは振幅)。ボリュームの詳細については「ボイスパイプラインを理解する」を参照。 デフォルト値: 0
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Voice Pitch |
オーディオオブジェクトの再生スピードであり、具体的には以下の通り。
Default value: 0 |
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Voice Low-pass Filter |
指定値に基づいて高周波を減衰させる、リカーシブ(再帰)フィルタ。 ローパスフィルタの単位は、適用するローパスフィルタ率を表し、0はローパスフィルタなし(信号に影響なし)、100は最大減衰を表す。 (—詳しくは WwiseのLPFとHPF値カットオフ周波数 を参照。) 単位:% Default value: 0 |
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High-pass Filter |
指定値に基づいて低周波を減衰させる、リカーシブ(再帰)フィルタ。 ハイパスフィルタの単位は、適用するハイパスフィルタ率を表し、0はハイパスフィルタなし(信号に影響なし)を表し、100は最大減衰を表す。 High-pass FilterにはリンクインジケータとRTPCインジケータがあるので、詳細は Property Editorを使って作業する を参照。 単位:% Default value: 0 |
Output Bus | |||||||
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項目 |
内容 |
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Volume (to Output Bus) |
オーディオアウトプットバスにルーティングされる信号の減衰または振幅。
Default value: 0 |
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Low-pass Filter (to Output Bus) |
オーディオアウトプットバスにルーティングされる信号用の、ローパスフィルタ。 指定値に基づいて高周波を減衰させる、リカーシブ(再帰)フィルタ。 ローパスフィルタの単位は、適用するローパスフィルタ率を表し、0はローパスフィルタなし(信号に影響なし)、100は最大減衰を表す。 単位:% Default value: 0 |
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High-pass Filter (to Output Bus) |
オーディオアウトプットバスにルーティングされる信号用の、ハイパスフィルタ。 指定値に基づいて低周波を減衰させる、リカーシブ(再帰)フィルタ。 ハイパスフィルタの単位は、適用するハイパスフィルタ率を表し、0はハイパスフィルタなし(信号に影響なし)を表し、100は最大減衰を表す。 単位:% Default value: 0 |
Game-defined Auxiliary Sends | ||||
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項目 |
内容 |
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Override parent |
Game-defined Auxiliary Sendsの設定について、親の設定を継承するのか、階層内の現在の位置で定義するのかを指定する。チェックされていない場合は、Game-defined Auxiliary Sendsの項目をここで設定できない。
Default value: false |
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Use game-defined auxiliary sends |
このオブジェクトで、ゲームオブジェクト用のGame-defined Auxiliary Sends機能を利用するのかどうかを指定する。Game-defined Auxiliary Sendとは、Auxiliary BusとSendボリュームの組み合わせのこと。 本オプションを選択すると、以下の機能に関して、オブジェクトが、ゲームから送られる数値によって影響される。 ゲームでSpatial Audioを初期化してあり、 RoomやPortalのデータをWwiseに送ってあれば、今ゲームオブジェクトのあるRoomに設定したAuxiliary Busへ、そのオブジェクトが送信するべきかどうかを、このプロパティで指定する。 Default value: false |
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Volume (Game-defined auxiliary sends) |
このゲームオブジェクトに設定された、Game-defined Auxiliary Sendsボリュームに対する、減衰を設定する。 このボリューム設定で、ゲーム側で定義されるAUX Send数値をオフセットできる。
Default value: 0 |
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User-Defined Auxiliary Send | |||||||
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項目 |
内容 |
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Override Parent |
User-defined Auxiliary Sendの設定について、親の設定を継承するのか、階層内の現在の位置で定義するのかを指定する。チェックされていない場合は、User-defined Auxiliary Sendsの項目をここで設定できない。
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行ヘッダ部分でショートカット(右クリック)オプションのConfigure Columns...をクリックする。 「Configure Columnsダイアログボックス」が開く。表示する行とその順番を指定する。 |
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ID column (User-Defined Auxiliary Sends) |
User-defined Auxiliary Sendsとして選択したAUXセンドの、IDを決める。最大4つのセンドを設定できる。 |
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[...] column (User-Defined Auxiliary Sends) |
Master-Mixer HierarchyにあるAuxiliary Busを選択できる。 |
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User-Defined Auxiliary Send Volume |
Auxiliary Busに送られる信号の減衰を設定する。
Default value: 0 |
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Early Reflections Auxiliary Sends | ||||||||||
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項目 |
内容 |
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Override parent |
アーリーリフレクションのAuxiliary Sendsの設定について、親の設定を継承するのか、階層内の現在の位置で定義するのかを指定する。チェックしていない場合は、Early reflectionsのAuxiliary controlの項目をここで設定できない。
Default value: false |
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Early Reflections Auxiliary Send |
Wwise Spatial Audioのリフレクション処理を有効にし、このオブジェクトがアーリーリフレクションの処理のために送信する先のAuxiliary Busを設定する。 アーリーリフレクション処理でシミュレーションされるのは、ゲームのジオメトリによって定義されたバーチャル面を、音が跳ね返るという音響現象である。最初の何回かのリフレクションで、最も重要な空間情報がリスナーに伝わるので、アーリーリフレクションはWwise Reflectプラグインを使い、別途(レイトリバーブと分けて)、細かく処理したほうが有利である。 アーリーリフレクションのレンダリングを行うには、アーリーリフレクションのセンドにアサインしたAuxiliary BusのEffectスロットに、Wwise Reflectプラグインをアサインする必要がある。 センドを指定しないと、Wwise Spatial Audioはこのサウンドのアーリーリフレクションパスを計算しない。 注: Spatial Audio APIを通して、Game Objectごとにリフレクション用Auxiliary Busをアサインすることもできる。もしリフレクションバスをAPI経由でアサインし、同時にオーサリングツールでサウンドにもアサインされている場合、このサウンドに使うバスはオーサリングツールに従う。
AUXセンドを追加するには:
|
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Early Reflections Auxiliary Send Volume |
Reflections用のAuxiliary Busに送られる信号の減衰を設定する。この制御機能は、APIで指定するReflections aux sendのボリュームにも影響する。
Default value: 0 |
Sound Object Specific | ||||||||||
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Initial Delay |
再生前に適用される、最初のディレイの長さ。このディレイは、親と子のInitial Delayに追加される。
単位: s Default value: 0 |
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Behaviors | ||||||||||
Loop |
このサウンドの再生回数、またはそのファイル中に設定したループ部分の再生回数を設定するための機能。 ADPCMなど、オーディオファイルの圧縮フォーマットによっては、ループマーカーが既定のサンプルバウンダリ上にくる必要がある。この条件に対応するために、Loop機能を使う前にファイルを再コンバージョンする必要がある場合もある。 Default value: false |
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Infinite |
このサウンド、またはそのファイル中に設定したループ部分を、無限(Infinite)に繰り返す設定。 Default value: true |
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No. of loops |
このサウンドの再生回数、またはそのファイル中に設定したループ部分の再生回数。 Default value: 1 |
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Stream |
ゲームで再生するオーディオを、ゲームメディアから直接ストリーミングするための機能。 ストリーミングメディアはSoundBankに含まれない。ランタイムにディスクからそれらを開き、読み込むのは、Wwise Stream Managerの役割であり、そして最終的にはローレベルI/Oサブモジュールの役割である。Wwise I/Oの詳細は、 Wwise SDKドキュメンテーション を参照。 ストリーミングファイルを説明するファイルがSoundBanksInfo.xmlであり、SoundBank生成時にプラットフォーム別に作成される。 詳細は SoundBankの管理 を参照。
Default value: false |
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Is Non Cachable |
ストリーミングマネージャでキャッシュ機能を有効にした場合に、このファイルのキャッシュを無効にする。ストリーミングキャッシュを長いループや再生頻度の低いファイルに使用する代わりに、そのスペースをほかのサウンドに有効利用するのに便利である。 Default value: false |
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Zero Latency |
オーディオファイルの最初の部分で構成された短いオーディオバッファを作成して、このファイルの残りをフェッチするのに必要なレイテンシ時間をカバーする。これにより、ストリーミングするサウンド全体をディレイなしで再生できる。 レイテンシやプレフェッチはトラックごとに設定する。1つのトラックに複数のミュージックソースがある場合は、全てのソースの最初の部分をメモリにロードする必要がある。 Default value: false |
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Prefetch length (ms) |
ストリーミングサウンドをゼロレイテンシで再生するために、事前にメモリにロードするサウンドの始まり部分の長さを、ミリ秒単位で設定する。 単位:ms Default value: 100 |