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バージョン
2019.1.11.7296
2024.1.3.8749
2023.1.11.8682
2022.1.18.8567
2021.1.14.8108
2019.2.15.7667
2019.1.11.7296
2018.1.11.6987
2017.2.10.6745
2017.1.9.6501
2016.2.6.6153
2015.1.9.5624
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Wwiseタイムストレッチプラグインを使用すると、オーディオ信号のピッチを変えずにスピードまたはデュレーションを変更することができます。再生中の時変性タイムスケーリング比率により、タイムストレッチとタイムコンプレッションの両方が可能です。このプラグインは、モノフォニックおよびポリフォニックサウンドの両方での使用に適しています。
info | 注釈 |
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このエフェクトは、Actor-Mixer Hierarchy内でのみ使用可能です。Interactive Music Hierarchy内で使用することも可能ですが、これはインタラクティブミュージックのコンテキストにおいて好ましくない方法でタイミングに影響を与えるためお勧めできません。 |
dangerous | 警告 |
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ストリーミングされたアセットのタイムコンプレッションは推奨されておらず、必要とされるスループットが大きいためソースの枯渇を引き起こす可能性があります。一方、ストリーミングサウンドに対するタイムストレッチは、問題とはなりません。 |
ウインドウサイズパラメータの選択は、クオリティの高い成果を生み出すための重要なステップです。デフォルト値(2048)は、ほとんどのコンテンツに対してうまく機能しますが、このパラメータのチューニングは、できるだけ少ないアーチファクトで最良のタイムスケーリングエフェクトを得るために不可欠です。より大きなウインドウサイズを設定すると、より良好な周波数分解能を得ることができますが、時間ドメイン分解能度の精度は低くなるので、過渡信号がより不鮮明になります。従って、ウインドウサイズパラメータは、時間分解能と周波数分解能の間の妥協点となります。
理想のウィンドウサイズは、オーディオコンテンツによって異なり、アタックの多い信号(パンチ、ドラム、爆発など)は小さいウィンドウサイズの方がメリットがあるのに対し、フリーケンシコンテンツがより安定しているハーモニック信号(ボイス、楽器など)は、精度の高いフリーケンシー解像度を提供し、大きいウィンドウサイズパラメータ値の方が有利と考えられる。
大きなタイムストレッチ設定の適用により信号を非常に遅くしたい場合、大きめのウインドウサイズパラメータ値が望ましい場合が多くなります。これは、サウンドが非常にゆっくり再生されると周波数分解能が極めて顕著になるためです。
Wwise Time Stretch プラグインには、 一連のプロパティが含まれますが、これらのプロパティの多くはリアルタイムでの編集が可能で、RTPCを使用して特定のGame Parameterにマッピングすることができます。
項目 |
内容 |
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Inclusion |
このオブジェクトが含まれるのかどうかを示す。選択すると、このオブジェクトが含まれる。選択しないと、含まれないことを示す。 デフォルトでは全プラットフォームに適用する。プラットフォーム別のカスタマイゼーションの指定や設定を行う場合は、 Linkインジケータ (チェックボックス左)を使う。 チェックなしの場合は、Property Editorのプロパティや動作を設定できない。 Default value: true |
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Name |
エフェクトインスタンスの名前。 エフェクトインスタンスは、エフェクトのプロパティ設定をまとめたものである。カスタムインスタンスとShareSetの2つのタイプがある。カスタムインスタンスは1つのオブジェクトだけに使用できるのに対し、ShareSetは複数のオブジェクト間で共有できる。 |
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Effect |
エフェクトのタイプ。 |
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Shared by (Used by) |
選択されているShareSetに現在サブスクライブされているオブジェクトのリスト。 エフェクトのカスタムインスタンスを編集している場合は、このフィールドが"Used by"となる。 |
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検索フィールドが開き、標準的な英数字の検索によってマッチしない項目がビューで非表示となる。詳しくは「表の使用」を参照。 検索フィールドを閉じて検索フィルタを解除するには、Searchアイコン左のCloseアイコンをクリックする。
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エフェクトのプロパティ設定をデフォルト値に戻す。 エフェクトのカスタムインスタンスを編集している場合のみこのオプションが使用可能。 |
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Notes |
エフェクトに関する追加情報。 |
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Window Size |
ウインドウサイズが大きくなると、より良好な周波数解像度を得ることができるが、過渡信号がより不鮮明になる。従って、このパラメータは、時間解像度と周波数解像度の間の妥協点となる。このパラメターの値を選択する方法についての詳細は、上記セクションを参照。 単位: サンプルフレーム(Sample frames) Default value: 2048 |
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Time Stretch |
オリジナルサウンドのデュレーション(持続時間)の割合。100% はタイムストレッチなし、200%は2倍の長さに対応する。同様に、50%を使用してサウンドのデュレーションを半分にし、タイムコンプレッションをすることも可能。この値は、RTPCをサポートしており、追加的なアーチファクトなしに再生中にスムーズに変更することができる。 単位: % of original duration(オリジナルデュレーションの%) Default value: 100 |
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Time Stretch Random |
ランダム量で指定されたタイムストレッチファクタを、プラスまたはマイナスのタイムストレッチランダム値までオフセットする。これは、タイムストレッチが適用される音声の全持続期間において有効。再生中に受信されるRTPC は、次の再生時に考慮される。 単位: % of original duration(オリジナルデュレーションの%) Default value: 0 |
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Output Gain |
潜在的なゲインのロスを補うダイナミックコンプレッションの後に、出力信号に適用されるゲインの量。 Default value: 0 |