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Wwise SDK 2019.1.11
Wwise Authoring API (WAAPI)を使用する

Wwise Authoring API は、Wwiseオーサリングアプリケーションと通信するために使用されます。APIで使用可能な関数を使用すると、クライアントは次のようないくつかのタスクを実行できます:

  • Wwise プロジェクトの操作、例えば:
    • オブジェクトとその情報の取得
    • オブジェクトに関する情報の設定
    • 新しいオブジェクトの作成
  • 一般的な操作、例えば:
    • オーディオファイルのインポート
    • サウンドバンク生成
    • オーディオファイルをコンバージョンする
    • Wwiseオブジェクトを再生
  • ユーザーインターフェイスのアクセスと制御、例えば:
    • オープニングビュー
    • 現在の選択内容をアクセスし、それを変更する
    • オブジェクトの検査
  • SoundEngineの使用方法、例えば:
    • Game オブジェクトを作成し、その位置を設定する
    • Posting Events
    • Game Parameter 値、Switch、Stateの設定

ユースケースの例

Wwise Authoring APIは、次の項目に統合できます:

  • ゲームエンジン
  • ダイアログ管理パイプライン
  • サウンドデザイン、編集、ダイアログ録音、音楽制作のためのDAW
  • 様々な種類のスクリプト

Wwise Authoring API は、次の目的で使用できます:

  • オーディオファイルのインポートやWwiseオブジェクトの作成などのタスクの自動化
  • モバイルデバイス上でWwiseをリモートコントロール
  • カスタムWwiseインターフェイスを実装
  • Wwiseにカスタム設定の機能を追加する。コマンドアドオンの定義 を参照してください。

WAAPIの仕組み

WAAPIは、Wwise Authoringと、ほかのプロセスとのやり取りを可能にするAPIです。WAAPIは双方向のコミュニケーションをサポートし、リモートの処理コールを、プロセス側からインボークしたり、プロセス側が関心をもつトピックにサブスクライブして、Wwiseで変更があったときに通知されるようにしたりできます。

WAAPIでアクセスできる3つのファンクションレイヤは、以下のとおりです:

  • Wwiseのユーザーインターフェース: ビュー、選択した項目、コマンドなど。
  • Wwise Authoring Core: プロジェクトやオブジェクト、SoundBanks、オーディオファイル、トランスポートなど。
  • Wwiseのサウンドエンジン: ゲームオブジェクト、Post Event、RTPC値など。

WAAPIを使うために利用できるプログラミング言語は、いくつかあります。 プログラミング言語 を参照に、あなたのワークフローに合った言語をみつけてください。

WAAPIについて、さらに詳しく

特定のトピックの詳細をご参照ください:

Wwise Authoring APIレファレンスについては以下のトピックを参照してください:


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