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Streaming Devices

Advanced Profiler - Streaming Devicesタブに、Wwiseサウンドエンジンが各ストリーミングデバイスをどのように管理しているかの情報が表示されます。WwiseのI/O管理の詳細については、SDKドキュメンテーションの ストリーミング/ストリームマネージャの章を参照してください。

項目

内容

検索フィールドが開き、標準的な英数字の検索によってマッチしない項目がビューで非表示となる。詳しくは「表の使用」を参照。

検索フィールドを閉じて検索フィルタを解除するには、Searchアイコン左のCloseアイコンをクリックする。

[注釈] 注釈

「List View」「Query Editor」「MIDI Keymap Editor」「Referenceビュー」で、ノードが閉じて非表示となっている項目は検索対象とならない。

行ヘッダ部分でショートカット(右クリック)オプションのConfigure Columns...をクリックする。

「Configure Columnsダイアログボックス」が開く。表示する行とその順番を指定する。

Device Name

デバイス名。IAkLowLevelIOHook::GetDeviceDesc()の実装から返される文字列。

IO Pool Size

このデバイスのストリーミングI/Oメモリプール用に確保したメモリサイズ。確保サイズは、ストリーミングデバイス作成時に、 AkDeviceSettings::uIOMemorySizeを使い設定する。

Ratio Used

ストリーミングI/Oプールの確保メモリ全体に対する使用メモリサイズの割合を示したグラフ。バーのダークグレー部分は参照するキャッシュメモリ(破棄しないこと)を、バーのライトグレー部分は参照しないキャッシュメモリ(破棄してもよい)を表す。

Ref'd Mem.

ストリーミングI/Oメモリプール全体のうち、ストリームから参照されているか、キャッシュにピン付けされているかで、現在使用中のメモリサイズ。

Peak Ref'd Mem.

カーソルの時間よりも前における、ストリーミングI/Oメモリプールの、参照メモリの最大使用サイズ。

この数値は、使用メモリサイズが確保メモリ上限に近づいた時の検知に役立つ。

他のメモリプールと異なり、時々ストリーミングI/Oプールの上限に到達しても許容される。その結果起こりうる最も重大な事態は、ソーススターベーションである。なお、ストリームが提供中のメモリよりもかなり多くのメモリを必要とすれば、長時間かかる場合がある。

Cached Memory

参照していないキャッシュメモリのことで、再生中のストリームに使用していなく、キャッシュにピン付けしていない、ストリーミングI/Oメモリプールで使用可能なメモリのこと。

Pinned to Cache

使用するためにピン付け(予約)されている、ストリーミングI/Oメモリプールのキャッシュメモリ。

Allocs

ストリーミングI/Oメモリプール作成後に実行されたメモリ割り当て回数。

この数値が変化している場合は、現在ストリーミングI/Oメモリプールでメモリの割り当て中であること示す。

Frees

ストリーミングI/Oメモリプール作成後に実行されたメモリ割り当て解除の回数。

この数値が変化している場合は、現在ストリーミングI/Oメモリプールで、メモリの割り当て解除中であることを示す。

Cur. Allocs

現在ストリーミングI/Oメモリプールで割り当て中のメモリブロック数。この数値は、Allocs値からFrees値を差し引いた値である。

この数値が変化している場合は、現在メモリプールでメモリの割り当て中、または割り当て解除中であることを示す。

Cache Efficiency

データキャッシュの効率性の予測。キャッシュ効率は、プロファイリングセッション終了までのローレベル帯域幅と合計帯域幅の平均差分から取得する(下記Bandwidth (Low-Level)、Total Bandwidth参照)。

特定デバイス用のストリーミングI/Oプールで、データキャッシュを有効にできる(SDKドキュメンテーションの、AkDeviceSettings::fMaxCacheRatioを参照)。データ転送の準備を行う前に、ストリーミングデバイスがこのファイルに対応するデータをプールで検索する。データが見つかれば、このデータを直接使い、ローレベルI/OにI/O転送リクエストを送信しない。

Granularity

デバイスの精度( AkDeviceSettings::uGranularity )。ストリーミングI/Oプールの各メモリブロックのサイズを表し、ローレベルIOへのI/O転送リクエストのサイズがこれで決定する。

Active Streams

その時点でのこのデバイスのアクティブストリーム数。ストリームは、ターゲットバッファに到達していない場合、または1つ以上のI/O転送の完了を待っている場合は、アクティブである。

Total Bandwidth

最新プロファイリングフレームにおける、このデバイスに存在する全ストリーム用のデータのストリーミングレート。この数値は、ストリームマネージャのキャッシュから発生した転送を含む全ての転送が考慮される。

Bandwidth (Low-Level)

最新プロファイリングフレームにおける、このデバイスに存在する全ストリーム用のファイルのストリーミングレート。Total Bandwidthフィールドと異なり、このフィールドの数値はローレベルデバイス内で発生した転送が考慮される。この数値は、必ずTotal Bandwidth以下である。

Completed Req. (Low-Level)

最新プロファイリングフレームにおいて、ローレベルI/Oで完了したI/O転送リクエスト数。

Canceled Req. (Low-Level)

最新プロファイリングフレームにおいて、ローレベルI/OでキャンセルされたI/O転送リクエスト数。

Pending Req. (Low-Level)

プロファイリングが行われた時に、ローレベルI/Oによる完了を待っていたI/O転送リクエスト数。

Custom Parameter

IAkLowLevelIOHook::GetData() の実装で返される設定値を表示する。


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