バージョン
3D Meterには4つのパネルがあり、それぞれ別の視点からメーターを見るために使います。各パネルのビューポイントは変更できます。変更するにはパネル内を右クリックし、"Viewpoint"サブメニューを開きます。ビューポイントのオリエンテーションとズームレベルをデフォルトにリセットするには、右クリックしてReset Viewpointを選択します。
メーターに表示される方向性は、バスの視点からです。ローカルバススペースは、球体の表面周りに軸ラベルを使って表示されます(フロント、バック、トップ、ボトム、レフト、ライト)。メーターの方向性データは、バスを経由するエミッターのポジションや、それぞれのリスナーに基づいています。例えば、2つのリスナーをもつエミッターソースが、これらのリスナー間に、水平面上に配置されているとします。この場合、3D Meterに示される方向性データは、左右両方向からきているように表示されます。
バス自体に直接適用するポジショニングは、入ってくるソースがバスでミキシングされたあとに適用するので、メーターに影響しません。バスに適用するポジショニングの影響を確認するには、親バスのメーターを使います。
アンビソニック信号をデコードしたときのスペーシャルレゾリューションは、アンビソニックのオーダーと、ターゲットスピーカーのセットアップの両方に依存します。3D Meterモードは、信号を可視化するために32個のバーチャルスピーカーを球体の周りに配置します。このため、メーターの表示と、あなたのスピーカーセットアップから実際に聞こえてくる音が、矛盾することがあります。
3D Meterには設定を変えられる項目が複数あり、Meter Settingsダイアログに表示されます。
項目 |
内容 |
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行ヘッダ部分でショートカット(右クリック)オプションのConfigure Columns...をクリックする。 「Configure Columnsダイアログボックス」が開く。表示する行とその順番を指定する。 |
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Smoothing Options | ||
Attack |
モニターレベルが現在の出力値を上回る場合に、出力値が10デシベル増加するのにかかる時間。 デフォルト値: 0 Range: 0 から 10 単位: s |
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Release |
モニターレベルが現在の出力値を下回る場合に、出力値が10デシベル低下するのにかかる時間。 デフォルト値: 0.1 Range: 0.05 から 10 単位: s |
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Color Mappings | ||
Volume Mapping: Black - Blue |
ボリュームがこのレベルを超えるとメーター色が黒から青に変わる、ボリュームレベル。 デフォルト値: -20 Range: -96 から 0 単位: dB |
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Volume Mapping: Blue - Green |
ボリュームがこのレベルを超えるとメーター色が青から緑に変わる、ボリュームレベル。 デフォルト値: -16 Range: -96 から 0 単位: dB |
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Volume Mapping: Green - Yellow |
ボリュームがこのレベルを超えるとメーター色が緑から黄に変わる、ボリュームレベル。 デフォルト値: -12 Range: -96 から 0 単位: dB |
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Volume Mapping: Yellow - Orange |
ボリュームがこのレベルを超えるとメーター色が黄からオレンジに変わる、ボリュームレベル。 デフォルト値: -8 Range: -96 から 0 単位: dB |
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Volume Mapping: Orange - Red |
ボリュームがこのレベルを超えるとメーター色がオレンジから赤に変わる、ボリュームレベル。 デフォルト値: -4 Range: -96 から 0 単位: dB |
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Volume Mapping: Red |
ボリュームがこのレベルを超えるとメーター色が赤になる、ボリュームレベル。 デフォルト値: 0 Range: -96 から 0 単位: dB |