バージョン
ゲーム制作の現場では、常に品質の最適化と、メモリ消費のバランスを見極める必要があり、様々なプロパティ値やアセットを調整して試しながら、それぞれのプラットフォームの制約内で、できる限り質の高いゲーミングエクスペリエンスを提供する手段が求められます。Wwiseでは、1つのプロジェクトの中で、プラットフォーム別に、アセット、プロパティ、コンバージョン設定などをカスタマイズできます。さらに、プロジェクトのローカリゼーション作業のために、ランゲージ用の一部のプロパティやコンバージョン設定も、カスタマイズできます。シミュレーションやプロファイリングのツールを使い成果を検証して、全てのランゲージバージョンやプラットフォームバージョンが、正しく構築されているかを確認できます。
プロジェクトが対応する全てのランゲージやプラットフォーム用に、オーディオが完成したら、それぞれのSoundBankを、同時に生成できます。SoundBankに関する作業については35章SoundBankの管理を参照してください。