WwiseのAttenuationインスタンスは、以下の2種類に分類できます:
カスタム減衰インスタンスは、階層にある1つのオブジェクトに適用します。カスタムインスタンスのプロパティを変更すると、この1つのオブジェクトだけが影響を受けます。
Attenuation ShareSetsはプロジェクト階層にある複数のオブジェクトに適用します。ShareSetのプロパティを変更すると、そのShareSetを使用する全てのオブジェクトが、影響を受けます。
減衰インスタンスを作成すると、デフォルトで全てShareSetとなります。ただし、目的に応じて、Attenuation ShareSetをカスタム減衰インスタンスに変換できます。変更した後に加えた修正は、減衰インスタンスに登録された1つのオブジェクトだけに適用されます。
減衰インスタンスを、オブジェクトに適用するには:
Property Editorに、オブジェクトを1つロードする。
Positioningタブに切り替える。
AttenuationグループボックスのModeリストから、以下のオプションを1つ選択する:
Use ShareSetsは、現在のオブジェクトに、ShareSetを適用する。
Define customは、現在のオブジェクトに、カスタム減衰インスタンスを適用する。
注釈 | |
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Attenuationグループボックスを起動するには、Listener Relative Routingを有効にする必要があります。 |
注釈 | |
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減衰のプロパティを編集するには、Edit...ボタンをクリックします。 |