バージョン
インタラクティブミュージック階層には、プロジェクトのミュージックオブジェクトを自由に整理して、完全なミュージックスコアをプロデュースできるような柔軟性があります。階層構築のスタート地点は、Work Unitです。1人で作業する場合は、Default Work Unitから直接、階層を作成し始めることができますし、それ以外の場合は、いくつかのWork Unitを作成してから、Work Unitにミュージックオブジェクトを追加します。ワークユニットやワークグループについては6章Workgroupの活用を参照してください。
実際にミュージック構造を構築するには、以下のいずれかを行います。
プロジェクト構造を設定してから、構造にオーディオファイルをインポートする。
オーディオファイルをインポートしてから、プロジェクト構造を作成してオーディオファイルを整理する。
オーディオファイルのインポート作業や、そのファイルからInteractive Music Hierarchyの新規オブジェクトが作成される方法については7章メディアファイルの活用を参照してください。
Project Explorerのツールバーで、子オブジェクトを作成するには:
Project Explorerの、Audioタブで、作成するミュージックオブジェクトを入れるWork Unitを選択する。
Project Explorerのツールバーで、複数のアイコンが有効になる。
リストで、追加したいオブジェクトのアイコンをクリックする。
インタラクティブミュージック階層の選択したワークユニットの下に、オブジェクトが追加されます。
デフォルトのオブジェクト名を、内容が分かる名前に変更する。
注釈 | |
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Wwiseのミュージックオブジェクト名に、‘:<>%*?”/\|.’ の文字は使用できません。 |
続けて、この階層に他のミュージックオブジェクトも追加できます。作業前にオブジェクト同士の関係を充分に理解することで、適切に整理することができる。また、プロジェクトの後の段階において、時間の大幅な節約にもつながる。
Interactive Music Hierarchyの中に、子オブジェクトを作成するには:
Project Explorerの、Audioタブの、Interactive Music Hierarchy のセクションで、作成するミュージックオブジェクトを入れるWork Unitを右クリックする。
ショートカットメニューで、New Childを選択する。
サブメニューに、追加できるオブジェクトのリストが表示される。
この階層レベルで追加できるオブジェクトの種類は、以下の通りである。
Virtual Folder
Music Switch Container
Music Playlist Container
Music Segment
リストで、追加したいオブジェクトを選択する。
Interactive Music Hierarchyに、このオブジェクトが追加される。
デフォルトのミュージックオブジェクト名を、内容が分かる名前に変更する。
注釈 | |
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Wwiseのオブジェクト名に、‘:<>*?”%/\|.’ などの文字は使用できません。 |
これで、階層に他のオブジェクトを追加する準備ができる。作業前にオブジェクト同士の関係を充分に理解することで、適切に整理することができる。また、プロジェクトの後の段階において、時間の大幅な節約にもつながる。
親オブジェクト、子オブジェクトを作成するための、ショートカット | |
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Project Explorer内で、既定のキーボードショートカットを使い、簡単に親オブジェクトや子オブジェクトを作成できます。例えば、Shift+Alt+Fを押すと、デフォルトで親フォルダが作成されます。このように、あなたのプロジェクトで使えるショートカットを調べるには、ProjectメニューでKeyboard Shortcuts…をクリックし、Keyboard Shortcutsビューを開いてください。 |