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サイレンスプラグインを使ってランダム再生のウェイト付けを行う

これらのサウンドが全て、絶え間なくループした状態では圧迫感があります。そこで、サウンドファイルの間に無音の時間を導入しサウンドの再生頻度を減らせば、昼間の森のサウンドスケープがバランス良く聞こえます。サウンドSFXオブジェクトにWwiseのサイレンスプラグインを追加することで、サウンドファイルのランダム性にサイレンスが挿入されます。

Project ExplorerツールバーのサウンドSFX アイコンをクリックし、Default Work Unitに新規サウンドSFXオブジェクトを追加すると、新しいサウンドSFXが作られます。また、コンテキストメニューやショートカットキーからサウンドSFXを作ることもできます。

Project ExplorerツールバーからNew Sound SFX(新規サウンドSFX)を作成

新しいサウンドSFXをダブルクリックし、Contents Editor画面にあるAdd SourceメニューからSilence(無音)を追加します。Wwise のサイレンスプラグインは、静的なDuration(長さ)と、長さをランダムに変えていくためのRand. Min(ランダム時の最短の長さ)とRand. Max(ランダム時の最長の長さ)を設定できます。Rand. Min 値をDuration値から引いた数値が、最短の長さとなります。

サウンドオブジェクトのSilenceのソースプラグインを作成

サウンドSFXのウェイトを設定すれば、ランダムコンテナ内で各オーディオファイルが再生される確率を調整できます。サイレンスオブジェクトのウェイト付けが適切であれば、各オーディオファイルを繰り返す頻度を、不自然のない程度に維持できます。例えば、鳥がひっきりなしにさえずる状況を避け、次の鳴き声が聞こえるまでの沈黙の時間をランダムに変化させます。

Weight(ウェイト)付けでサウンドの再生の確率を調整

[注記] Designer Note

ウェイト付けの合計を100%にする必要はなく、入力された値に従い、Wwiseが自動的に計算します。


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