Blend Containerでクロスフェード(Crossfade)を使うには、まずクロスフェードにチェックを入れます。次に、各ブロックの大きさを調整します。Game Parameterが、ブロックがX軸に接するポイントまで到達すると、そのオブジェクトが聞こえてきます。ブロック同士をオーバーラップさせると、クロスフェードが発生します。
クロスフェードを使って、Blend Container内のオブジェクトの再生を整理できます。Blend Containerのオブジェクトは全てが同時に再生され、RTPCのマッピングに基づいて聞こえる、または感じ取れるので、クロスフェードを活用すればオブジェクト同士がスムーズに移り変わる空間が作れます。例えば、ゲーム内の時計と連動するRTPCがあれば、コオロギの音や鳥の鳴き声のクロスフェードをオーバーラップさせ、夜が明ける様子を表現できます。
クロスフェード機能を使うには:
Blend Track Editorで、クロスフェードを付加するブレンドトラックを選択する。
ブレンドトラックがアクティブになる。
Crossfadingオプションを選択する。
Game Parameterリストが選択可能となる。
このブレンドトラックの、クロスフェードに適用するGame Parameterを選択する。
ブレンドトラックで各オブジェクトがブロックで表示され、Game Parameterの単位がX軸に表示される。
ブレンドトラックのオブジェクトは、色の異なるブロックとしてグラフ上に個別に表示される。ブロックが並ぶ順番は、Contents editorのブレンドトラック列に表示されるオブジェクトの順番と同じである。
ブロックの大きさや位置を変更するには、ブロックを選択して左辺または右辺を横にドラッグする。
ブロックで表示されたオブジェクトが、X軸に沿って再生される。