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Transport Controlでオブジェクトをピン付けする

Property Editorに現在あるオブジェクトが、自動的に、Transport Controlにロードされます。Project Explorerで他のオブジェクトやイベントを選択すると、デフォルトで、Transport Controlでも置き換えられます。次に何を選択するかに関わらず、Transport Controlにロードしたオブジェクトを、そのまま維持したい時は、このオブジェクトをピン付けする(Pin)と、他のオブジェクトがロードされるのを防ぎます。

[注記] 注記

リアルタイムでミックスする時は、オブジェクトの相対プロパティに加えた変更が反映されるためには、このオブジェクトを、Transport Controlにロードする必要があります。リアルタイムでミキシングする時は、ピン付けされたオブジェクトがないことを、確認してください。

ピン付け機能の活用例

例えば、Random Containerの試聴中に、このコンテナの中のあるオブジェクトが、リバーブエフェクトを受ける時のサウンドが、気になるとします。その場合はまず、Transport Controlでこのオブジェクトをピン付けします。次に、Property Editorで親オブジェクトにリバーブを適用して、エフェクトの結果を、このオブジェクトだけで試聴します。もしこのオブジェクトをピン付け(Pin)していないと、コンテナの全てのオブジェクトがランダムモードで再生されるので、試聴したいオブジェクトが再生されないかもしれません。あるオブジェクトをピン付けすれば、親の設定を変えてから、このオブジェクトだけを、好きなだけ、試聴できます。

Transport Controlにロードされたオブジェクトをピン付けするには:

  1. Transport Controlにオブジェクトを1つロードする。

  2. Transport ControlでPinをクリックする。

    Pinアイコンが赤くなり、Property Editorに他のオブジェクトやイベントをロードしても、Project Explorerで他のオブジェクトを選択しても、このオブジェクトまたはイベントが、Transport Controlに残る。

[Tip] Tip

Alt+ クリックすると、オブジェクトがTransport Controlにロードされてピン付けされます。オブジェクトのピンを外す(Unpin)には、Ctrl + Alt +pを押します。


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