WwiseのプロパティをGame Parameterにアサインできたら、両者の関係をグラフ(Graph)ビューを使って定義します。コントロールポイントを使い、プロパティ値をGame Parameter値にマッピングしていきます。例えば、車両が時速250kmの時に、サウンドのボリュームを0dBとする場合は、「250 km/h」と「0dB」の交点に、コントロールポイントを追加します。2つのコントロールポイント間が補間されて、RTPCカーブ(RTPCのグラフ)が作成されます。
例えば、Game Parameter値「Speed(スピード)」を、Wwiseのプロパティ値である「Volume(ボリューム)」にマッピングした様子を、以下のRTPCグラフに示します。「Speed」値(X軸)はゲーム側で決まり、「Volume」値(Y軸)は、自由に設定できます。
グラフのズームやパン、コントロールポイントの追加、移動、削除、ポイント間のカーブ形状の変更、「Linear(均等)目盛り」や「dB目盛り」の使用など、グラフビューの一般的な情報については43章グラフビューについてを参照してください。
注記 | |
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1つのオブジェクト内部で、またプロジェクトの複数のオブジェクト同士で、RTPCのカーブをコピーできます。RTPCカーブのコピーについては「RTPCカーブのコピー」を参照してください。 |
グラフ上で、数値をマッピングするには:
Graphビューで、カーブ上の任意の位置をダブルクリックして、コントロールポイントを設定する。
以下のいずれかを行う:
コントロールポイントを、適切なXY座標の位置に、ドラッグする。
テキストボックスX Coordinateと、Y Coordinateに、XY座標の数値を直接入力して、コントロールポイントの位置を正確に指定する。
ポイントを追加し続けて、プロパティとGame Parameterの関係が全体的に表されたカーブを作成する。
Tip | |
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コントロールポイントを作成したあと、マウスボタンを押したままにすると、そのままポイントを適切な場所にドラッグできます。 |