クエリを最初に実行する時に、プロジェクトを検索するための条件を設定します。これらの条件は自動的に保存され、あとからまた同じクエリを実行する時に、再利用できます。
注記 | |
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クエリの検索では、親によってオーバーライドされるため現在は使われていない、オブジェクトレベルのプロパティも、対象となります。Query Editorで予想外の結果が出た場合は、Property EditorのOverride parentオプションを一時的に有効にして、隠れたオブジェクトレベルのプロパティを探してみます。 |
クエリの内容を設定するには:
Query Editorに、クエリを1つロードする。
クエリに関するその他の情報を、Notesフィールドに入力する。
Object Typeリストで、検索するオブジェクトやプロジェクトエレメントのタイプを選択する。特定のオブジェクトタイプを特定しない場合は、All Objects(全オブジェクト)を選択する。
階層内のどの位置から検索を開始するのかを指定するには、以下を行う:
Start From Hereボックスの横の、ブラウズボタン (...)をクリックする。
Project Explorer - Browserダイアログボックスが開く。
Wwiseで検索を開始するフォルダまで、移動する。
OKをクリックする。
注記 | |
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選択した開始位置をクリアするには、Resetをクリックする。 |
Platformリストで、以下のいずれかを選択する。
Allは、プロジェクトの全てのプラットフォームを対象に、オブジェクトの検索を行う場合。
Currentは、現在選択中のプラットフォームで使われるオブジェクトを検索する場合。
Browserリストで、クエリに使うクライテリアを全て選択する。以下を行う:
Criteriaリストにロードするクライテリアを1つ、ダブルクリックする。
クライテリアの条件を入力、または選択する。クライテリアを入力する時に、単語の一部をワイルドカード演算子(Wildcard operator)の「*」で置き換えてもよい。
注記 | |
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クライテリアを削除するには、右クリックして、Removeを選択します。 |
Operator(演算子)リストで、以下のいずれかを選択する。
Andは、全てのクライテリアが「true」である時の結果を表示する場合。
Orは、1つ以上のクライテリアが「true」である時の結果を表示する場合。
注記 | |
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両方の演算子を使った、より洗練されたクエリを作成する必要があれば、クライテリアグループ(Criteria group)を作成します。クライテリアグループについては「クライテリアグループを使った、クエリの詳細設定」を参照してください。 |
Run Query(クエリ開始)をクリックする。
クエリの結果が表示される。列のヘッダをクリックすると、結果をソートできる。
Tip | |
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Resultsリストのエントリ(項目)を1つ選択すると、自動的に、Transport Controlにロードされるので、すぐに再生できます。また、Resultsリストのエントリを複数選択して右クリックして、 Edit、Show in Multi Editor、 Show in Schematic View、Convertなど様々なコマンドもアクセスできます。Resultsリストのエントリをダブルクリックすると、そのエントリが、Property Editorに表示されます。また、プロジェクトエレメントを、Resultsリストから、Project Explorerにドラッグできます。例えば、Resultsリストのサウンドオブジェクト(単数または複数)を、Project Explorerに表示されたアクターミキサーやコンテナに、ドラッグすることができます。 |
クエリ結果を他のアプリケーションで使うには、Copy to Clipboard(クリップボードにコピー)をクリックする。
クライテリアや検索結果をクリアするには、Clearをクリックする。
注記 | |
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Wwiseのオブジェクトには、親オブジェクトのプロパティによって置き換えられた後も存続する、固有のプロパティ値があります。検索結果に誤検出が発生する場合、つまり検索クライテリアを含まないオブジェクトが検出される場合は、これらのオブジェクトに、Override parentオプションでオーバーライドされている固有プロパティがある可能性があります。 |