メディアファイルをWwiseにインポートできたら、各種プラットフォーム向けに、ファイルのコンバージョンを行います。 メディアファイルの多くに、同じコンバージョン設定を使えるため、最初にいくつかのコンバージョン設定ShareSet(Conversion setting ShareSet)を作成して、これらのShareSetを、プロジェクトの様々なオブジェクトに適用できます。プロジェクト階層にある他のプロパティと同様に、コンバージョン設定のShareSetも、親から子に継承されます。もちろん、階層のどのレベルにおいても、設定をオーバーライドできるので、階層の特定のオブジェクトに対して、別のコンバージョン設定ShareSetを適用することもできます。
メディアファイルのプロパティや動作を設定する前にコンバージョンを行うことは、必須ではありませんが、SoundBank(SoundBank)生成前に、各オブジェクトにコンバージョン設定ShareSetを1つずつアサインして、カスタマイズ設定のメリットを活かすことが推奨されます。 ShareSetを設定していないオブジェクトには、Wwiseがデフォルトのコンバージョン設定ShareSetを適用します。デフォルトのコンバージョン設定ShareSetについては「コンバージョン設定のデフォルト指定」を参照してください。
注記 | |
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Wwiseは、コンバージョン処理を迅速に行うために、マシン上のCPUコアを全て使います。 |
現在のプラットフォーム(Current platform)向けにコンバージョンされていないソースに関連するサウンドオブジェクトは全て、Project Explorerの、Audioタブで、青字表示されます。
コンバージョンには、以下の3つの処理が伴います。