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コンバージョン設定ShareSetを、オブジェクトにアサインする

プロジェクトの様々なコンバージョン設定ShareSet(Conversion setting ShareSet)が作成できたら、プロジェクト階層にあるオブジェクトに、アサインしていきます。プロジェクト階層にある他のオブジェクトプロパティと同様に、コンバージョン設定ShareSetも、親から子に継承されるので、あるアクターミキサーにコンバージョン設定ShareSetをアサインすると、その下にある全てのコンテナやオブジェクトが、自動的に同じShareSetを使用します。もちろん、親オブジェクトの設定ShareSetをオーバーライドできるので、階層の特定のオブジェクトや、特定のソースに対して、別のコンバージョン設定を適用することもできます。

デフォルトで、コンバージョン設定インスタンスを作成すると、必ずShareSetとなります。ただし、特定のオブジェクト用に、ShareSetを調整することができます。他のオブジェクトと、そのコンバージョン設定をシェア(共有)したくない場合は、ShareSetのカスタムインスタンスを作成します。ShareSetのカスタムインスタンスを使用すると、設定が現在のオブジェクトだけに適用されます。このコンバージョン設定に変更を加えても、影響を受けるのは、この1つのオブジェクトだけです。

コンバージョン設定ShareSetを、オブジェクトにアサインするには:

  1. Property Editorに、最上位オブジェクトを1つロードする。

    [注記] 注記

    このオブジェクトが最上位のオブジェクトでない場合、Conversion Settingsオプションを設定する前にOverride parent オプションを選択する必要があります。

  2. Source Settingsタブに切り替える。

  3. グループボックスConversion Settingsで、セレクタボタン (>>)をクリックする。

    プロジェクトで現在、使用可能なコンバージョン設定ShareSetのリストが、表示される。

  4. ロードしたオブジェクトに適用するShareSetを、リストから選択する。

  5. このオブジェクトに、ShareSetのカスタムインスタンスを適用したい場合は、Modeリストで、Define customを選択する。

    これで、コンバージョン設定インスタンスの名前に「Custom」という言葉が挿入されます。これで、このインスタンスを変更しても、影響を受けるのは、このインスタンスを使用する1つのオブジェクトだけである。

  6. Editボタンをクリックして、このShareSetまたはカスタムインスタンスをConversion Settings Editorにロードして、コンバージョン設定の様々な詳細を、調整する。

  7. Audio Sources表で、このコンバージョン設定が適用されるオーディオソースのリストを見て、間違いがないか確認する。

    この表中の情報を完成させるには、オーディオソースをコンバージョンする必要があります。オーディオソースのコンバージョンについては「オーディオファイルをコンバージョンする」を参照。


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