Wwise Authoring API は、Wwiseオーサリングアプリケーションと通信するために使用されます。APIで使用可能な関数を使用すると、クライアントは次のようないくつかのタスクを実行できます:
- Wwise プロジェクトの操作、例えば:
- オブジェクトとその情報の取得
- オブジェクトに関する情報の設定
- 新しいオブジェクトの作成
- 一般的な操作、例えば:
- オーディオファイルのインポート
- サウンドバンク生成
- オーディオファイルをコンバージョンする
- Wwiseオブジェクトを再生
- ユーザーインターフェイスのアクセスと制御、例えば:
- オープニングビュー
- 現在の選択にアクセスしてそれらを変更する
- オブジェクトの検査
- SoundEngineの使用方法、例えば:
- Game オブジェクトを作成し、その位置を設定する
- Posting Events
- Game Parameter 値、Switch、Stateの設定
Wwise Authoring APIは、次の項目に統合できます:
- ゲームエンジン
- ダイアログ管理パイプライン
- サウンドデザイン、編集、ダイアログ録音、音楽制作のためのDAW<分節 0383>
Wwise Authoring API は、次の目的で使用できます:
- オーディオファイルのインポートやWwiseオブジェクトの作成などのタスクの自動化 -- モバイルデバイス上でWwiseをリモートコントロール
- カスタムWwiseインターフェイスを実装
Wwise Authoring APIは、2つの異なるプロトコルからアクセスできます。
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WAMP:WAMPは、分散アプリケーションのアプリケーションコンポーネントを接続するためのものです。WAMPはデフォルトのトランスポートとしてWebSocketを使用しており、順序付けられた信頼できる双方向でのメッセージ指向の通信が可能です。 WAMPを使用すると、クライアントはJSON引数を使用して関数を呼び出し、構造化したJSON結果を取得できます。WAMPでは、クライアントが通知を購読することもできます。
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HTTP POST:HTTPは分散アプリケーションのアプリケーションプロトコルです。HTTPは、インターネット上のコンテンツを転送するための最も一般的な方法です。 POSTを使用すると、発信者はドキュメント本文を送信でき、これは、Wwise Authoring APIの場合、JSONという関数の引数に対応しています。HTTPレスポンスはJSONの結果です。
これらの2つのプロトコルは、C++、C#、JavaScript、Python、HTTPやWebSocketをサポートする他の言語など、さまざまな言語で使用できます。
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Note: WAMPは、セッション全体で同じWebSocket 接続を再利用し、双方向通信を提供するため、最高のパフォーマンスと体験を提供します。 |
要約すると、プロトコルによってサポートされている機能は次のとおりです:
API Feature |
WAMP |
HTTP POST |
リモートプロシージャコール
Wwise Authoringからファンクションを遠隔でコールできます
Wwise Authoring API Reference をご覧ください。
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サポートされています |
サポートされています |
パブリッシュ&サブスクライブ
Wwise Authoringで変更があった時のノティフィケーションを受信します。
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サポートされています |
サポートされていいません |
パフォーマンスを最適 |
最適化 |
未 |
特定のトピックの詳細をご参照ください:
Wwise Authoring APIレファレンスについては以下のトピックを参照してください: