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チャンネルコンフィギュレーションを理解する

ソース素材、アウトプット機器、バス設定などに応じて、Wwiseパイプラインは様々なレベルでマルチチャンネルコンフィギュレーションに対応しています。なおプラットフォームによって、条件が変わります。

[Tip] ダウンミキシング

様々なチャンネルコンフィギュレーションを取り扱う中で最適なパフォーマンスを確保するには、Wwiseのダウンミキシングのアプローチを理解することが重要です。詳しくは付録A ダウンミキシングの動作を参照してください。

Wwiseが対応するチャンネルコンフィギュレーションと、それぞれのチャンネル名、スピーカーの推奨角度、オーダー(順序)を、以下に示します。

0.1 (mono)

項目

内容

Low Frequency Effects (LFE)

N/A

1.0 (mono)

項目

内容

Center (C)

2.0 (stereo)

項目

内容

Left (L)

22°-30°

Right (R)

22°-30°

3.0

項目

内容

Left (L)

22°-30°

Right (R)

22°-30°

Center (C)

4.0

項目

内容

Left (L)

22°-30°

Right (R)

22°-30°

Surround Left (SL)

90°-110°

Surround Right (SR)

90°-110°

5.1

項目

内容

Left (L)

22°-30°

Right (R)

22°-30°

Center (C)

Surround Left (SL)

90°-110°

Surround Right (SR)

90°-110°

Low Frequency Effects (LFE)

N/A

[注記] 注記

5.1を超えるWwiseのチャンネルコンフィギュレーションはアンビソニックスや全てのHeight拡張コンフィギュレーションも含めPS Vitaのプラットフォームでサポートされていません。

7.1

項目

内容

Left (L)

22°-30°

Right (R)

22°-30°

Center (C)

Surround Left (SL)

90°-110°

Surround Right (SR)

90°-110°

Back Left (BL)

135°-150°

Back Right (BR)

135°-150°

Low Frequency Effects (LFE)

N/A

WwiseはHeightスピーカーを使った標準チャンネルコンフィギュレーションの拡張にも対応しています。提供される各チャンネルの定義とバスで提供される標準コンフィギュレーションの説明を、以下に示します。

Heightチャンネルで拡張された標準コンフィギュレーション

項目

内容

Left (L)

22°-30°

Right (R)

22°-30°

Center (C)

Surround Left (SL)

90°-110°

Surround Right (SR)

90°-110°

Back Center (BC)

180°

Back Left (BL)

135°-150°

Back Right (BR)

135°-150°

Top (T)

真上

Height Front Left (HFL)

Lと同じで、かつ水平線より上

Height Front Center (HFC)

Cと同じで、かつ水平線より上

Height Front Right (HFR)

Rと同じで、かつ水平線より上

Height Back Left (HBL)

BL(またはSL)と同じで、かつ水平線より上

Height Back Center (HBC)

BCと同じで、かつ水平線より上

Height Back Right (HBR)

BR(またはSR)と同じで、かつ水平線より上

Low Frequency Effects (LFE)

N/A

Height拡張Busの利用できるコンフィギュレーション

Dolby™ Bus Configurations

[注記] 注記

Wwiseが対応するDolbyコンフィギュレーションとして、5.1サラウンドや7.1サラウンドのコンフィギュレーションにHeightチャンネルを追加したものも含まれます。表示名の第3桁がHeightチャンネルのチャンネル数を表します。

Dolby 5.1.2

L + R + C + SL + SR + HFL + HFR + LFE

Dolby 7.1.2

L + R + C + BL + BR + SL + SR + HFL + HFR + LFE

Dolby 7.1.4

L + R + C + BL + BR + SL + SR + HFL + HFR + HBL + HBR + LFE

Auro Bus Configurations

[注記] 注記

Wwiseが対応するAuroコンフィギュレーションとして、5.1サラウンドや7.1サラウンドのコンフィギュレーションにHeightチャンネルを追加したものも含まれます。表示名の第1桁で表すチャンネル総数が増え、Heightチャンネル分である4から6チャンネルまでが追加されると、9.1から11.1チャンネルと表されます。Auro 13.1は7.1サラウンドコンフィギュレーションにHeightを6チャンネル追加したものです。

Auro 9.1

L + R + C + SL + SR + HFL + HFR + HBL + HBR + LFE

Auro 10.1

L + R + C + SL + SR + T + HFL + HFR + HBL + HBR + LFE

Auro 11.1

L + R + C + SL + SR + T + HFL + HFC + HFR + HBL + HBR + LFE

Auro 13.1

L + R + C + BL + BR + SL + SR + T + HFL + HFC + HFR + HBL + HBR + LFE

Ambisonics Busの利用できるコンフィギュレーション

[注記] 注記

Ambisonicsはスピーカー設定とは独立したB-formatサウンドフィールド(音場)を使います。以下の表示はB-formatの方向性チャンネルを示し、スピーカーチャンネルではありません。この表示方法はSN3DノーマライゼーションのACNチャンネルオーダーに基づいていますが、MaxNノーマライゼーションのFuMaオーダーと同様に、数字ではなく文字を使用します。詳細は「アンビソニックスコンポーネントのオーダー」を参照。

Ambisonics 1-1

W-Y-Z-X

Ambisonics 2-2

W-Y-Z-X-V-T-R-S-U

Ambisonics 3-3

W-Y-Z-X-V-T-R-S-U-Q-O-M-K-L-N-P


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