バージョン
アンビエントエミッタ用の一般的な減衰をいくつか設定したので、アクターミキサー階層のどのレベルに対しても適用することができます。なお、親サウンドオブジェクトが登録した減衰設定は、オーバーライド(無効化)しない限り、子サウンドオブジェクトにも継承されます。次の例では、サウンドオブジェクト“ambient_tree_rustle”を減衰“ambient_emitters_small_0_5”に登録し、エミッタからの距離が5ゲームユニット以内の時だけ、木々の音が聞こえるようにします。
Positioningタブを開いて、もし親オブジェクトの下にある場合はそれをオーバーライドし、サウンドを3Dに変えます。セレクタボタン(>>)をクリックすると、減衰シェアセットの階層が表示されるので、登録先とする減衰を選択します。
これで、サウンドオブジェクト“ambient_tree_rustle”を再生すると、減衰“ambient_emitters_small_0_5”の定義に従って、リスナーがエミッタの近くに来た時に木の葉の揺れる音が聞こえます。減衰のプロパティが変更されると、この減衰に登録している全てのサウンドオブジェクトを変更されます。