バージョン
階層中のオブジェクトは全て、必ずバスにルーティングされます。構造全体のルーティングを一括して設定するには、最上位の親オブジェクトのルーティングを設定するだけです。アウトプットルーティングは絶対プロパティなので、設定は自動的に下にある全ての子オブジェクトに継承されます。ただし、必要に応じて親の設定をオーバーライドできます。
親オブジェクトのアウトプットルーティング設定が自動的に全ての子オブジェクトに継承される様子を、下図に示します。
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注記 |
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デフォルトとして、Default User Settingsで指定したバスに自動的にオブジェクトがルーティングされます。 |
オーディオオブジェクトのアウトプットルーティングを指定するには:
Property Editorに、最上位オブジェクトを1つロードする。
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注記 |
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このオブジェクトが最上位オブジェクトでない場合、Outputオプションを設定する前にOverride parent オプションを選択する必要があります。 |
グループボックスOutput Busで、Browseボタン(...)をクリックする。
Project Explorer - Browserが開く。
このオブジェクトが通るAudio Busを選択する。
OKをクリックする。
現在のオブジェクトとその下にある全ての子オブジェクトに、選択したAudio Busを適用する。
現在のプラットフォームのアウトプットルーティングをアンリンクするには:
Property Editorに、最上位オブジェクトを1つロードする。
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注記 |
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このオブジェクトが最上位のオブジェクトでない場合、Outputオプションを設定する前にOverride parentオプションを選択する必要があります。 |
グループボックスOutput Busで現在のバス名を右クリックして、コンテキストメニューを開く。
コンテキストメニューでUnlinkedを選択する。
バスルーティングがアンリンクされるので、このプラットフォームに別のバスを指定できる。
モーションオブジェクトのバス階層は、サウンドオブジェクトやミュージックオブジェクトのバス階層と異なるため、モーションオブジェクト専用のルーティングを設定する必要があります。モーションを、既存のサウンドオブジェクトやミュージックオブジェクトから生成する場合も、モーションデータのルーティングは別途、指定する必要があります。既存のサウンドからモーションを生成する方法については「既存のサウンドから、モーションを生成」を参照してください。
モーションオブジェクトのアウトプットルーティングを指定するには:
Property Editorに、最上位オブジェクトを1つロードする。
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注記 |
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このオブジェクトが最上位のオブジェクトでない場合、Outputオプションを設定する前にOverride parentオプションを選択する必要があります。 |
グループボックスMotion Output Busで、Browseボタン(...)をクリックする。
Project Explorer - Browserが開く。
このオブジェクトを通す(ルーティングする)モーションバスを、選択する。
OKをクリックする。
現在のオブジェクトと、その下にある全ての子オブジェクトが、選択したモーションバスにルーティングされます。