バージョン
単純な足音システムでは、キャラクターの歩みがアニメーションの一定フレームに到達する度に1つの足音のオーディオファイルを再生するようなランダムコンテナが考えられます。アニメーションに依存した足音の場合、足音サウンドを再生すべきアニメーションの各フレームをWwiseのイベントでマークする(タグを付ける)方式で行うのが一般的です。そのアニメーションのフレームに対し、歩く、走る、曲がる、引きずる、跳ねる、着地するなどの適切な足音タイプを直接タグ付けして、正しい足音サウンドの入ったイベントに対応します。
このテクニックは足音の少ないゲームでは使えますが、このような単純なシステムでは同じ音の繰り返しが気になり、サウンドデザイナーもオーサリングアプリケーション上で足音の各種バージョンを管理できないので、限界があります。