バージョン
プロパティ設定によって、1つのアクターミキサー構成にあるサウンドオブジェクトやモーションオブジェクトの優先順位が決まります。早い段階から、アクターミキサーの最上レベルの親コンテナで、一般的なプライオリティをサウンドタイプに基づき設定する努力をします。また、サウンドの内容を良く理解した上でクリティカルなサウンドを洗い出し、それに高いプライオリティを付与して必ず再生されるように手配すれば、適切に整理されてプロジェクトの最終段階の作業が楽になります。
Designer Note | |
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再生プライオリティは、サウンドオブジェクトやモーションオブジェクトからリスナーまでの距離で変更することもできます。WwiseではAttenuation Editor(減衰エディター)画面で定義したMax distance(最大距離)値を使って、プライオリティをオフセットします。オフセットの大きさは、オブジェクトからリスナーまでの相対位置によって決まります。ソースポイントではオフセットが適用されず、減衰の最大距離ではオフセット設定値がそのまま適用され、その間はWwiseが直線で結びます。 |
プライオリティ設定は、サウンドオブジェクト、アクターミキサー、またはオーディオバスのProperty Editor画面を開き、Advanced Settingsタブで行います。