バージョン
Platform Managerを使って既存プラットフォームをカスタマイズしたり、新しいプラットフォームを作成して、ほかを破壊することなく対象プラットフォームのプロジェクト設定を個別に設定できます。1つのBase Platformを共有する複数のプラットフォームを設定できるので、同じBase Platformを使った異なるコンフィギュレーションが必要なプロジェクトでは、効率的にコントロールできます。
カスタマイズしたプラットフォームの利用方法は、開発環境によって変わります。最近はゲームをライブサービスとして提供する傾向があり、複数のコンフィギュレーションが常に繰り返されている状況は珍しくありません。同じベースプラットフォームを基に、開発中、ステージング中、そしてリリース済みのプラットフォームをそれぞれ維持できることで、開発段階によってワークフローを別々にする必要もなく、1つのプロジェクトで一貫性のある開発作業が可能となります。
Platform Manager画面はProjectメニューから選択できます。
Platform Managerに、プロジェクトで使えるプラットフォームと、それぞれの関連Base Platformが表示されます。
新しいプラットフォームを追加するには、Platform ManagerのAdd...ボタンをクリックします。
Base Platformを指定すると、デフォルトの関連名称がWwiseに入力されます。サードパーティ依存があるため一般的に推奨されませんが、デフォルト名をオーバーライドして、新しいプラットフォームの独自名称をこのプロジェクト用に入力して、既存プラットフォームから設定をコピーすることもできます
新しいプラットフォームを追加すると、新プラットフォームをプロジェクト内に確立させるために必要なペンディングアクションがPlatform Managerに表示されます。
OKをクリックすることで、新しいプラットフォームがプロジェクトに追加されることを承認します。プロジェクトをリロードすると処理が完了し、クリップボードの内容とUndo履歴がクリアされます。
一旦プラットフォームを確立すると、Copy Settingsボタンを使って既存プラットフォーム間で設定をコピーできます。
Platform Managerの柔軟性を利用して、コンテンツクリエイターが自分でパイプラインの構築方法を判断できるので、オーディオ開発パイプラインの価値が拡張されます。