バージョン

menu_open

Property Editor:Motion Bus

このProperty Editorに、選択中のモーションバスのプロパティ設定が表示されます。全体のボリュームやピッチを調整したり、現在のモーションバスが信号を受信中に、他のモーションバスのオーディオ信号をダッキングしたりできます。

General

項目

内容

名前

オブジェクト名。

Notes

このオブジェクトのプロパティについての、追加情報。

Relative Properties

項目

内容

Voice Volume

バスにルーティングする前、またはAuxiliary Busに送る前に、現在のオーディオオブジェクトに適用する減衰(レベルまたは振幅)。ボリュームの詳細については「ボイスパイプラインを理解する」を参照。

デフォルト値: 0
Range: -400から400
単位: dB

[注記] 注記

デフォルトスライダレンジは、-96から+12までとなっています。範囲を広げるには、数値を直接入力するか、編集コントロール部分にカーソルを当てたまま、マウスをスクロールします。

Voice Pitch

オーディオオブジェクトの再生スピードであり、具体的には以下の通り。

  • Pitch 0 = 通常のスピード

  • Pitch 1200 = 2倍速

  • Pitch 2400 = 4倍速

  • Pitch 4800 = 8倍速

  • Pitch -1200 = 0.5倍速

  • Pitch -2400 = 0.25倍速

  • Pitch -4800 = 0.125倍速

[Tip] Tip

1200 centsは、1オクターブに等しい。

デフォルト値: 0
Range: -4800から+4800
単位: Cents

Voice Low-pass Filter

指定値に基づいて高周波を減衰させる、リカーシブ(再帰)フィルタ。

ローパスフィルタの単位は、適用するローパスフィルタ率を表し、0はローパスフィルタなし(信号に影響なし)、100は最大減衰を表す。

デフォルト値: 0
Range: 0から100
単位: %
(詳細は「WwiseのLPF値カットオフ周波数」を参照。)

Voice High-pass Filter

指定値に基づいて低周波を減衰させる、リカーシブ(再帰)フィルタ。

ハイパスフィルタの単位は、適用するハイパスフィルタ率を表し、0はハイパスフィルタなし(信号に影響なし)を表し、100は最大減衰を表す。

デフォルト値: 0
Range: 0 から 100
単位: %

Vitaハードウェアでは、ハイパスフィルタを利用できない。

Motion Bus Specific

項目

内容

Auto-ducking

1つの信号が目立つように、同時に再生される別のオーディオ信号のボリュームレベルを下げるアクション。

Recovery time

現在のモーションバスの信号の終了から、ダッキングされた複数の信号のフェードイン開始までの時間。

デフォルト値: 1
Range: 0から10
単位: 秒

Maximum ducking volume

現在のバスが、1つ以上のバスによってダッキングされボリュームが減衰する時の、減衰幅の上限。

デフォルト値: -96
Range: -200から0
単位: dB

[注記] 注記

デフォルトスライダレンジは、-96から0までとなっています。範囲を広げるには、数値を直接入力するか、編集コントロール部分にカーソルを当てたまま、マウスをスクロールします。

Project Explorer - Browserが開き、オートダッキングリストに追加するモーションバスを選択できる。

マスターモーションバスは選択できず、モーションバスは、そのモーションバス自体や親のバスをダッキングできない。

選択したモーションバスをオートダッキングリストから削除する。

 

Busses

モーションバスの名前。

Volume

選択したモーションバスのオートダッキング中のボリューム減少幅。

デフォルト値: -6
Range: -96から0
単位: dB

Fade Out

元のボリュームからダッキングボリュームまでフェードアウトさせる時間。

Fade In

ダッキングボリュームから元のボリュームにフェードインする時間。

Curve

信号のフェードアウトと、戻るときのフェードインの様子を定義するカーブ形状。

Game-defined Auxiliary Sends

項目

内容

Use game-defined auxiliary sends

このオブジェクトで、ゲームオブジェクト用のGame-defined Auxiliary Sends機能を利用するのかどうかを指定する。Game-defined Auxiliary Sendとは、Auxiliary BusとSendボリュームの組み合わせのこと。

本オプションを選択すると、以下の機能に関して、オブジェクトが、ゲームから送られる数値によって影響される。

Volume(Game-defined auxiliary sends)

このゲームオブジェクトに設定された、Game-defined Auxiliary Sendsボリュームに対する、減衰を設定する。

このボリューム設定で、ゲーム側で定義されるAUX Send数値をオフセットできる。

デフォルト値: 0
Range: -200から200
単位: db

[注記] 注記

デフォルトスライダレンジは、-96から+12までとなっています。範囲を広げるには、数値を直接入力するか、編集コントロール部分にカーソルを当てたまま、マウスをスクロールします。

User-Defined Auxiliary Send

項目

内容

行ヘッダ部分でショートカット(右クリック)オプションのConfigure Columns...をクリックする。

「Configure Columnsダイアログボックス」が開く。表示する行とその順番を指定する。

ID column (User-Defined Auxiliary Sends)

User-defined Auxiliary Sendsとして選択したAUXセンドの、IDを決める。最大4つのセンドを設定できる。

Auxiliary Bus column (User-Defined Auxiliary Sends)

このオブジェクトからセンドするオーディオデータの、送り先となるAuxiliary Busを設定する。AUXセンドの送り先は、Auxiliary Busに限定される。

AUXセンドを追加するには

  1. セレクタボタン[...]をクリックする。

  2. Master-Mixer HierarchyにあるAuxiliary Busを1つを選択する。

  3. OKをクリックする。

  4. 追加した新規センドの、センドボリュームを設定する。

[注記] 注記

Auxiliary Busは、既存のバスや既存のAuxiliary Busの子バスとして、Master-Mixer Hierarchyのどこにでも、作成できる。

[Tip] Tip

Project Explorerに表示されたAuxiliary Busオブジェクトを、User-defined Auxiliary Sendsのリストにドラッグ&ドロップすることで、簡単にAUXセンドとして追加できる。

[...] column (User-Defined Auxiliary Sends)

Master-Mixer HierarchyにあるAuxiliary Busを選択できる。

Volume column (User-Defined Auxiliary Sends)

Auxiliary Busに送られる信号の減衰を設定する。

デフォルト値: 0
Range: -200から200
単位: db

[注記] 注記

デフォルトスライダレンジは、-96から+12までとなっています。範囲を広げるには、数値を直接入力するか、編集コントロール部分にカーソルを当てたまま、マウスをスクロールします。

[注記] 注記

この列は、具体的なセンド対象として、Auxiliary Busが選択されているとき限り、設定できる。


このページはお役に立ちましたか?

サポートは必要ですか?

ご質問や問題、ご不明点はございますか?お気軽にお問い合わせください。

サポートページをご確認ください

あなたのプロジェクトについて教えてください。ご不明な点はありませんか。

プロジェクトを登録していただくことで、ご利用開始のサポートをいたします。

Wwiseからはじめよう