バージョン
総合的でダイナミックなミキシングを実現するツールが手元にあれば、最終ミックスを完成する段階でサウンドデザイナーが焦ることはありません。リニアな音楽業界で一般的に使われるツールを元に設計され、インタラクティブに反応する能力を内蔵したツールがあれば、ダイナミックミキシングの次のレベルへの扉が開かれます。
本章では、以下を説明しました。
オーディオバスを使った信号送信とルーティング
ユーザー定義AUXセンドの使い方
ゲーム定義AUXセンドの使い方
ミックススナップショットとしてのステートの使い方
オートダッキングとサイドチェインの比較
RTPCを使ったミキシング
マスターミキサーでエフェクトを用いるメリット
画面を使ったミックスのビジュアル化
減衰を使ったミキシングのテクニック
プロセスの説明:
オーディオバスの作成
AUXバスの作成
ステートの設定
マスターミキサーのオーディオバスに体するオートダッキングの適用
詳細設定の説明
減衰エディターにおける、ウェットとドライのリバーブボリュームの関係
本節で、以下のサウンドオブジェクトを作成しました。
ゲームパラメータ“Danger”に基づいてマジックやウェポンスイングのサウンドを変化させるAUXバス “Amulet”