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Import Conflict Manager

インポート処理中に発生することのある2種類のエラーが、Import Conflict Managerダイアログボックスに表示され、可能であればここで対処することもできます。

  • Recoverable errors（回復可能なエラー）: 自分で修正できるエラー、または自動的に修正できるエラーのことで、例えば、既に同じメディアファイルがある場合やファイル名が正しくない場合などのエラー。

  • Non-recoverable errors（回復不可能なエラー）: インポートできなかったファイルを他に置換するか、ファイルに変更を加えてからインポートする必要があるエラーのこと。回復不可能なエラーが発生するのは、Wwiseが未対応のオーディオフォーマットや、Wwiseで指定した範囲外のプロパティを有するファイルをインポートした時など。

Import Conflict Managerダイアログボックスは、以下の2つのセクションに別れています。

  • Errors

  • Import Files

[注記] 注記

Import Conflict ManagerのReplace（置換）を選択すると、既存ファイルが置換される。この操作は、Undoを使ってもやり直せない。置換されたファイルを戻すには、再度インポートして、ファイルの最初のバージョンにファイルを置換しなおす必要がある。

項目

内容

Import destination

これらのファイルのインポート先となるオブジェクト。

Import language/SFX

サウンドボイスオブジェクトとしてインポートするファイルに指定されているランゲージ。サウンドSFXやミュージックオブジェクトの場合は、SFXと表示される。

Set all to

ここにあるコマンドボタンを1つ選択すると、エラーリストに表示された全ての回復可能なエラーに、同一操作が適用される。

  • Replace: メディアファイルが存在する場合は、このコマンドを選択すると、全ての既存メディアファイルが、インポートしたファイルに置換される。

  • Use Existing: メディアファイルが存在する場合は、このコマンドを選択すると、既存メディアファイルが使用され、インポートしたファイルは使用されない。

  • Cancel: メディアファイルが存在する場合は、このコマンドを選択すると、メディアファイルのインポートがキャンセルされる。

[注記] 注記

Import Conflict ManagerのReplace（置換）を選択すると、既存ファイルが置換される。この操作は、Undoを使ってもやり直せない。置換されたファイルを戻すには、再度インポートして、ファイルの最初のバージョンにファイルを置換しなおす必要がある。

Errors

Audio File

エラーの発生したメディアファイルの名前。

Status

インポートしたファイルのエラーのステータス:

  • 赤字は、回復不可能エラー。

  • 白字は、回復可能エラー。

  • 回復済みエラーは、白字でReadyと表示。

Message

エラーの内容と、解決できる場合はその方法。

Operation

回復可能なエラーを修復する方法のリスト。

  • Replace: メディアファイルが存在する場合は、このコマンドを選択すると、既存メディアファイルが、インポートしたファイルに置換される。インポートモードでCreate new objectsを選択した場合は、本オプションを選択すると、既存ファイルが置換され、新規Wwiseオブジェクトが作成される。

  • Use Existing: メディアファイルが存在する場合は、このコマンドを選択すると、既存メディアファイルが使用され、インポートしたファイルは使用されない。

  • Cancel: メディアファイルが存在する場合は、このコマンドを選択すると、オーディオのインポートがキャンセルされる。回復不可能なエラーの場合、Cancel操作のみが可能。

[注記] 注記

Import Conflict ManagerのReplace（置換）を選択すると、既存ファイルが置換される。この操作は、Undoを使ってもやり直せない。置換されたファイルを戻すには、再度インポートして、ファイルの最初のバージョンにファイルを置換しなおす必要がある。

情報を新しいファイルにペーストできるように、エラーログの内容をWindowsクリップボードにコピーする。

Import Files

Audio File

インポートの準備ができたファイルのファイル名を表示する。

Status

インポートするファイルのReadyステータスを表示する。

Importingダイアログボックスが開くので、ファイルのインポートの進行状況を確認して、必要な時は停止できる。

Import Conflict Managerダイアログボックスが閉じ、ファイルは操作されない。

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