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ソースノーマライゼーションを有効にする

非破壊的であるソースノーマライゼーションは、アクターミキサー階層にある親レベルで有効にすることも、個別のサウンドやサウンドのグループを対象に、子レベルでオーバーライドすることもできます。ラウドネスノーマライゼーションを有効にすると、ソースレコーディングのラウドネス測定値から計算した自動ゲインが適用され、どのようなソースもノーマライズできます。

サウンドオブジェクトのSource Settingsタブで、Enable Loudness Normalizationを選択して有効にする

ラウドネスノーマライゼーションの効果を聞くには、以下のワークユニットの中のサウンドオブジェクトを開き、Source Settings画面でラウドネスノーマライゼーションを有効にします。

  • Ambient

  • Character

  • Combat

  • Magic

ノーマライゼーションの実施は、従来、使用する開発パイプラインやオーディオエンジンの方式によって大きな差がありました。ミキシング戦略の一貫として採用できるラウドネスノーマライゼーションは、同じボリューム(例えば-10dB)で再生される2つのサウンドが必ず、全く同じレベルで再生されたように聞こえる、安定した方式です。サウンドコンテンツの均一性を確保できるので、安心してミキシングできます。

[注記] Designer Note

ソースファイルに適用するラウドネスノーマライゼーション処理のターゲット値は、-23 dBです。Wwiseが波形データを解析して、この波形のRMS値に基きラウドネス測定値を保存し、ランタイムに、このサウンドのラウドネスが-23dBに等しくなるようにゲインを適用します。例えば、解析したサウンドのラウドネスが-35dBであれば、ランタイムに+12dBのゲインを適用して「ノーマル」にします。


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