バージョン
それでは、ソースを出る時とデスティネーションに入る時の動作、そしてトランジションセグメントがあればそれを設定して、ソースとデスティネーションの間のトランジション動作をオーサリングします。
トランジションは1つのミュージックオブジェクトから別のものへの単純な切り替えです。トランジション機能の威力が発揮されるのは、ソースとデスティネーションをカスタム設定してユニークな音楽の推移を作成した時です。ソースとデスティネーションのプロパティを設定すれば、オブジェクト間の切り替えをスムーズで音楽的に違和感のないものにできます。
オブジェクト間のトランジションを自由に細かく操作できるように、ソースからのエグジット位置とデスティネーションへのエントリー位置を、いくつかの選択肢から別々に選べます。
ソースからエグジットする(出る)方法として、選択肢が多数あります。
Immediate(即時):ソースの再生をすぐに止める。
Next Grid(次のグリッド):ソースの再生を次のグリッドで止める。グリッドとは、ミュージックオブジェクトを任意の位置でバーチャルに区切る方法。
Next Bar(次の小節):ソースの再生を次の小節で止める。
Next Beat(次のビート):ソースの再生を次のビートで止める。
Next Cue(次のキュー):カスタム設定のキュー、またはエグジットキューのいずれであっても、ソースの再生を次のキューで止める。
Next Custom Cue(次のカスタムキュー):ソースの再生を次のカスタム設定したキューで止める。再生中のミュージックセグメントにカスタムキューがなければ、次のセグメントに入り、カスタムキューを見つけるまで再生する。
Exit Cue(エグジットキュー):ソースの再生をエグジットキューで止める。