バージョン
一日の時間の経過を表現するためのゲームパラメータを準備した後は、ループするバックグラウンドと、配置がランダム化されるアンビエントサウンドを同時に再生するブレンドコンテナを導入します。全ての設定が完了すると、ダイナミックに変化する昼と夜のサイクルが森のアンビエントとして成立し、この変化をオーサリングアプリケーション上でゲームパラメータを使ってコントロールしたり、試聴することができます。
前節で説明したテクニックを使い、昼間のサウンドに盛り込んだ機能を夜間のアンビエントにも取り込めます。今回は昼用と夜用のコンテナをそれぞれ別の親ブレンドコンテナに入れるのではなく、全てを“Ambient_day_night”という1つのブレンドコンテナにまとめて、ここで森のアンビエントシステム全体を管理することにします。