Wwiseのゲーム定義Auxセンドは、サウンドのゲーム内での位置に基づいて、1つまたは複数の環境エフェクトを簡単に適用する方法です。 "Use game-defined auxiliary sends(ゲーム定義Auxセンドを使用)" オプションが、オブジェクトのプロパティ、または、プロパティの継承元であるオブジェクトで設定されている必要があります。
Wwiseを使用して、サウンドデザイナーはゲーム内で使用する複数の"ゲーム定義Auxセンド"を定義することができます。最大4つのGame-defined auxiliary sends(ゲーム定義のAUXセンド)を追加できます。
各ゲーム定義Auxセンドは、様々なパラメーターセットにより環境リバーブエフェクトを表すことができます。続いて、各環境は Wwise 内で Aux バスにより表されます。
ゲーム内で、各ゲームオブジェクトを同時に0からAK_MAX_AUX_PER_OBJ (4) Auxバスへダイナミックにルーティングすることができます。
同一 Aux バス内のすべてのサウンドは、エフェクト適用の前にミックスされます。各ゲームオブジェクトに対して、異なるボリュームを設定することができます。
サウンドと、そのゲーム定義Auxセンド エフェクトがリスナーに到達する方法は、オブストラクションとオクルージョンのメカニズムを使用して変更することができます ( 環境におけるオブストラクションとオクルージョン )。
Auxバスの作成方法についての詳細は、Wwiseドキュメンテーションをご覧ください。
SDKを使用してゲーム定義のAuxセンドを処理する方法の概要については、統合の詳細 - 環境とゲーム定義Auxセンド をご覧ください。