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Auto-Duckingタブ:オーディオバス

Audioバス用のAuto-Ducking(自動ダッキング)タブでは、1つのオーディオ信号の音量レベルを下げて、別の同時オーディオ信号がより顕著になるようにすることができます

General

項目

内容

名前

オブジェクト名。

Notes

このオブジェクトのプロパティについての、追加情報。

オブジェクトのMute(ミュート)、Solo(ソロ)の設定ボタンであり、オブジェクトに自動的に設定されているミュートやソロの状態を示す。

オブジェクトをミュートにすると、現在のモニターセッションにおいて、このオブジェクトの音がミュートされる。オブジェクトをソロにすると、プロジェクト内の他のオブジェクトが全て、ミュートされる。

ミュートやソロを示すMSが太文字であれば、このオブジェクトが意図的にミュートされた、またはソロにされたことを示す。太文字でない、薄いMSの表示は、このオブジェクトのミュート状態やソロ状態が、他のオブジェクトの状態に関連して自動的に決まったことを示す。

あるオブジェクトをミュートすると、その下位オブジェクトが自動的にミュートされる。

オブジェクトをソロにすると、その同位にある他のオブジェクトが自動的にミュートされ、下位オブジェクトや上位オブジェクトが自動的にソロにされる。

[Tip] Tip

Ctrlキーを押しながらSボタンをクリックすると、このソロボタンに関連付いている1つのオブジェクトだけが、ソロになる。

[注記] 注記

ミュートやソロの機能は、モニタリング目的のために提供されるもので、プロジェクト内で維持されず、SoundBankにも保存されない。

Auto-Ducking

項目

内容

リカバリ時間(Recovery time)

現在のAudio Busの信号の終了から、ダッキングされた複数の信号のフェードイン開始までの時間。

デフォルト値: 1
Range: 0から10
単位: 秒

Maximum ducking volume

現在のバスが、1つ以上のバスによってダッキングされボリュームが減衰する時の、減衰幅の上限。

デフォルト値: -96
Range: -200から0
単位: dB

[注記] 注記

デフォルトスライダレンジは、-96から0までとなっています。範囲を広げるには、数値を直接入力するか、編集コントロール部分にカーソルを当てたまま、マウスをスクロールします。

Project Explorer - Browserが開き、オートダッキングリストに追加するAudio Busを選択できる。

Master Audio Busは選択できず、Audio Busは、そのAudio Bus自体や親のバスをダッキングできない。

選択したAudio Busをオートダッキングリストから削除する。

 

行ヘッダ部分でショートカット(右クリック)オプションのConfigure Columns...をクリックする。

「Configure Columnsダイアログボックス」が開く。表示する行とその順番を指定する。

Busses

Audio Busの名前。

Volume

選択したAudio Busのオートダッキング中のボリューム減少幅。Target列で、ボリューム調整の対象が、ボイスなのかバスボリュームなのかを選択する。

デフォルト値: -6
Range: -200から0
単位: dB

[注記] 注記

Default Slider Rangeは、-200から0までです。範囲を広げるには、数値を直接入力します。

Fade Out

元のボリュームからダッキングボリュームまでフェードアウトさせる時間。

Fade In

ダッキングボリュームから元のボリュームにフェードインする時間。

Curve

信号のフェードアウトと、戻るときのフェードインの様子を定義するカーブ形状。

Target

ダッキングシステムの対象となるプロパティを指定する。

以下が設定可能な2つの値である:

  • Bus Volume: 最終的なバスボリュームを直接対象とする。

  • Voice Volume: バスで再生中のオーディオオブジェクトを対象とする。対象オーディオオブジェクトへのセンドにも影響する。


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