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プラットフォームでのオーディオ出力

このセクションでは、Wwise が各プラットフォームに対してどのようにオーディオパイプラインをセットアップするかについて説明します。

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Note: べてのプラットフォームにおいて、Wwise は常に PCM 信号 を出力します。

Windows

Windows 上のデフォルトでは、Wwise はシステムデフォルトデバイスのコンフィギュレーションになります。AK::SoundEngine::Init() の呼び出し時に、 AkPlatformInitSettings::uChannelMask を設定することで、デフォルトコンフィギュレーションをオーバーライドすることができます。

デフォルトでは、Wwise は 48kHz のサンプルレートを出力します。AK::SoundEngine::Init() を呼び出す時に AkPlatformInitSettings::eAudioQualityAkSoundQuality_Low に設定することで 24kHzでの出力が可能になります。

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Tip: Windows Vista および Windows 7 でデフォルトのデバイスコンフィギュレーションを変更するには:
  • システムトレイにあるスピーカーのアイコンを右クリック
  • 「Playback Devices(再生デバイス)」を選択
  • 「Sound(サウンド)」パネルで使用したいデバイスを選択(デフォルトの変更には「Set Default(既定値に設定)」を使用)
  • 選択したデバイスのコンフィギュレーションを変更するには「Configure(環境設定)」をクリック
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Tip: Wwise オーサリングツールを使用するときは、「Audio(オーディオ)」メニューを使用して、特定の設定を強制することができます。詳細については、ユーザーマニュアルを参照してください。

Xbox One

Xbox One 上では、Wwise は常にステレオまたは7.1構成でPCM 信号を出力します。この信号から、コンソールは次の信号を提供することができます:

  • ステレオ (アナログまたは LPCM)
  • 5.1 LPCM
  • 7.1 LPCM
  • ビットストリーム出力 (ドルビーおよびDTSデジタル形式用)

Wwise は常に 48kHz のサンプルレートで出力します。

PS4

PS4 上では、Wwise は常にステレオまたは7.1構成でPCM 信号を出力します。この信号から、コンソールは次の信号を提供することができます:

  • ステレオ (アナログまたは LPCM)
  • 5.1 LPCM
  • 7.1 LPCM
  • ビットストリーム出力 (ドルビーおよびDTSデジタル形式用)

Wwise は常に 48kHz のサンプルレートで出力します。

Switch

Switch 上では、Wwise は常に初期化設定に応じて、ステレオまたは5.1で PCM 信号を出力します。この信号から、コンソール設定に応じて、コンソールは次の信号を提供することができます:

  • 48 kHz 2 チャンネル LPCM
  • 48 kHz 6 チャンネル LPCM

Mac

Mac上のデフォルトでは、Wwise はシステムのデフォルトデバイスのコンフィギュレーションになります。AK::SoundEngine::Init() の呼び出し時に、 AkPlatformInitSettings::uChannelMask を設定することで、デフォルトコンフィギュレーションをオーバーライドすることができます。

デフォルトでは、Wwise は 48kHz のサンプルレートを出力します。AK::SoundEngine::Init() の呼び出し時に、 AkPlatformInitSettings::uSampleRate を設定することで、サンプルレートをオーバーライドすることができます。

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Tip: MacOS でデフォルトのデバイスコンフィギュレーションを変更するには、Applications/Utilities/Audio MIDI Setup に移動します。

iOS/tvOS

iOSでは、Wwise は常にステレオ信号を出力します。

デフォルトでは、Wwise は 48kHz のサンプルレートを出力します。AK::SoundEngine::Init() の呼び出し時に、 AkPlatformInitSettings::uSampleRate を設定することで、サンプルレートをオーバーライドすることができます。

PlayStation Vita

Vitaでは、Wwise は常に 48kHz のサンプルレートでステレオ信号を出力します。

Android

Android では、Wwise は常にステレオ信号を出力します。

デフォルトでは、Wwise は 48kHz のサンプルレートを出力します。AK::SoundEngine::Init() の呼び出し時に、 AkPlatformInitSettings::uSampleRate を設定することで、サンプルレートをオーバーライドすることができます。

Linux

Linuxでは、Wwiseはステレオ、または5.1信号を出力します。

デフォルトでは、Wwise は 48kHz のサンプルレートを出力します。AK::SoundEngine::Init() の呼び出し時に、 AkPlatformInitSettings::uSampleRate を設定することで、サンプルレートをオーバーライドすることができます。


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