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バージョン
2015.1.9.5624

2024.1.4.8780

2023.1.12.8706

2022.1.18.8567

2021.1.14.8108

2019.2.15.7667

2019.1.11.7296

2018.1.11.6987

2017.2.10.6745

2017.1.9.6501

2016.2.6.6153

2015.1.9.5624


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概要

Wwiseでは、全てのアセットと、対応予定のプラットフォームやランゲージのプロパティや動作設定が、1つのプロジェクトに入ります。このプロジェクトにWwiseのエレメントであるイベント、プリセット、ログ、シミュレーションなどが入り、生成されたサウンドバンクも含まれます。つまり、全ての作業成果がプロジェクトに入るので、チームで作業している場合は、メンバー全員の作業成果が含まれることになります。

1つのゲームに対して、Wwiseで使うプロジェクトは1件だけです。ただし、1つのプロジェクトを複数のワークユニットに分割することができます。ワークユニットについては「プロジェクトをワークユニットで分割」を参照ください。

プロジェクト開発のスタート地点となるのが、プロジェクトを作成して開くProject Launcher画面です。プロジェクトを作成すると、ワークステーションやネットワーク上の任意の場所に、複数のフォルダが作成されます。

Wwiseプロジェクトは、プロジェクトの複数のバージョンやユーザーを効率的に管理するために、各種プロジェクト要素のXMLファイルが入った複数のフォルダによって構成されています。典型的なプロジェクトフォルダに含まれるフォルダを、以下に示します。

  • Cache― プロジェクトにインポートしたSFXアセット、ボイスアセット、プラグインアセットなどの、コンバージョン後のバージョン。ソースコントロールシステムにこのフォルダを含めてはいけない。

  • Actor-Mixer Hierarchy― プロジェクトのサウンド構造やモーション構造の、デフォルトワークユニットやユーザーが作成したワークユニット。

  • Conversion Settings― プロジェクトのコンバージョン設定シェアセットの、デフォルトワークユニットやユーザーが作成したワークユニット。

  • Dynamic Dialogue― プロジェクトのダイアログイベントの、デフォルトワークユニットやユーザーが作成したワークユニット。

  • Effects― プロジェクトのエフェクトシェアセットの、デフォルトワークユニットやユーザーが作成したワークユニット。

  • Events― プロジェクトのイベントの、デフォルトワークユニットやユーザーが作成したワークユニット。

  • Game Parameters― ゲームパラメータの、デフォルトワークユニットやユーザーが作成したワークユニット。

  • Interactive Music Hierarchy― プロジェクトのミュージック構造の、デフォルトワークユニットやユーザーが作成したワークユニット。

  • Master-Mixer Hierarchy― プロジェクトのアウトプットルーティングの、デフォルトワークユニットやユーザーが作成したワークユニット。

  • Mixing Sessions― ミキシングセッションの、デフォルトワークユニットやユーザーが作成したワークユニット。

  • Originals― プロジェクトにインポートしたSFXアセット、ボイスアセット、モーションアセットなどの、オリジナルの正確なコピー 。

  • Presets― プロジェクトのプリセットの、デフォルトワークユニットやユーザーが作成したワークユニット。

  • Queries― クエリの、デフォルトワークユニットやユーザーが作成したワークユニット

  • SoundBanks― サウンドバンクの、デフォルトワークユニットやユーザーが作成したワークユニット。プロジェクトのサウンドバンクを生成すると、新規Generated SoundBanksフォルダが表示される。

  • Soundcaster Sessions― サウンドキャスターセッションの、デフォルトワークユニットやユーザーが作成したワークユニット。

  • States― ステートの、デフォルトワークユニットやユーザーが作成したワークユニット。

  • Switches― スイッチの、デフォルトワークユニットやユーザーが作成したワークユニット。

  • Triggers― トリガーの、デフォルトワークユニットやユーザーが作成したワークユニット。

  • .validationcache― 現在のXMLスキーマバージョンに対して検証済みの、プロジェクトの全ファイルのリスト。検証済みのファイルを把握しておくことで、Wwiseでプロジェクトをロードする時に、そのファイルを毎回検証する必要がない。これにより、Wwiseのプロジェクトロード時間が大幅に削減できる。ソースコントロールシステムにこのフォルダを管理してはいけない。

  • .wsettings― 現在のプロジェクト用のデフォルトコンバージョン設定や、その他のオブジェクト設定。これらの設定はユーザー別に保存される。ソースコントロールシステムにこのフォルダを管理してはいけない。

  • .wproj― Wwiseのプロジェクトファイル。プロジェクトアイコンをダブルクリックすると、プロジェクトが開く。

プロジェクトを作成した後に、全体を複数のワークユニットに分けて、ゲームのデザインに従いアセット構造を構築し始めます。同時に、マスターミキサー階層でプロジェクトのルーティング構造を構築し、プロジェクトのゲームシンクも作成します。

これらのフォルダ以外にも、プロジェクトのインテグレティレポートのファイルや、サウンドバンクのプロジェクトヘッダファイルなど、他のファイルが存在することもあります。

Wwiseのプロジェクトや各種フォルダは、外部のソースコントロール管理ツールと簡単にインテグレートできるように設計されています。複数のプロジェクトユーザーがいる場合の管理方法については 5章ワークグループの活用を参照してください。


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