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Wwiseとソースコントロールシステムを使う

プロジェクトの開発環境でアセットや他のプロジェクトファイルを効率的に管理するために、既にソースコントロールシステムを使用しているかもしれません。ワークユニットなどWwiseプロジェクトの全てのファイルがXMLベースなので、これらのファイルも同じソースコントロールシステムで簡単に管理できます。

プロジェクトの以下のファイルを、ソースコントロールシステムで管理できます。

  • Wwiseプロジェクトファイル― .wprojファイル。

  • Wwiseワークユニット― .wwuファイル、デフォルトワークユニットも含む。

  • Originalsフォルダ― Wwiseにインポートしたオリジナルサウンドファイルが入ったフォルダ。

  • 生成したサウンドバンク― プラットフォームやランゲージ用にそれぞれ生成したサウンドバンクファイル。

[Caution] Caution

プロジェクトディレクトリに存在する.cacheフォルダは、Wwiseの作業用ローカルフォルダです。.cacheフォルダの中身をソースコントロールシステムに追加すると、Wwiseが予期せぬ動作を起こすことがあるので避けてください。

ゲーム開発中にいつでもプロジェクトファイル(.wproj)、ワークユニットファイル(.wwu)、オーディオファイルのステータスをFile Managerで確認できます。また、PerforceやSubversionなどのワークグループプラグインを使う場合、ソースコントロール機能をWwiseから直接、実行できます。Wwiseでのワークグループプラグインの使い方については「ワークグループプラグインを使ったプロジェクトファイルの管理」を参照してください。

複数のメンバーが参加するワークグループによる作業でソースコントロールシステムを使ってプロジェクトファイルを管理する場合は、他人も同じプロジェクトで作業をしているので、マージコンフリクトの解消が必要になることがあります。頻繁に作業結果を同期してマージすることが重要で、常にチームメンバー同士がお互いの作業内容を共有できるようにしてください。ベストプラクティスのリストが 「ワークグループに関する、コツとベストプラクティス」にあります。


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