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概要

インタラクティブミュージックを使ったフィードバックの範囲を広げるために、ゲームアクションの主要なポイントで、スティンガー(Stinger)を再生させることもできます。スティンガーとは、再生中の音楽に重ねてミックスされる、短いミュージックフレーズのことです。ゲームが、スティンガーミュージックセグメント(Stinger music segment)に関連したトリガーを呼び出すことで、スティンガーが再生されます。トリガーの使用については19章トリガーの使い方を参照してください。

スティンガー(Stinger)の活用例

例えば、前例のさっそうとした考古学者が、古い宝や冒険を求めて寺院の中を熱心に探検しているとします。彼が周囲を探りながら歩き回る間は「Exploration music(探検ミュージック)」が再生されます。そのうちに宝を見つけると、素晴らしい発見を強調するかのように、別の短いミュージックが再生されます。ここでは、探検ミュージックが他のミュージックに切り替わるのではなく、ゲーム側が呼び出したトリガーによって「Found it(宝を見つけた)」というスティンガーが、再生中の探検ミュージックに重ねて再生され、この特別な瞬間が表現されます。スティンガーが終了すると、探検ミュージックの再生は続きます。

再生中のミュージックの上に、スティンガーを重ねるには、以下を行う必要があります。

  • 1つのトリガーに、1つのミュージックオブジェクトを結び付ける。

  • 1つのトリガーに、1つのミュージックセグメントをマッピングすることで、スティンガーを作成する。

  • スティンガーの再生方法を設定する。

インタラクティブミュージック階層における、スティンガー(Stinger)の使用

スティンガーは、階層の様々なレベルで作成できるので、同じトリガーを、複数のセグメントにアサインできます。つまり、例えば、最上位のミュージックオブジェクトが「Headshot(頭部へのショット)」というトリガーを使い、その子である全てのオブジェクトも、同じトリガーの「Headshot」を使えます。このような場合、子オブジェクトのトリガー「Headshot」に対して、親レベルで設定したセグメントとは異なるセグメントを、スティンガーとして設定します。これによって自動的に、親の「トリガー・スティンガー」の関係がオーバーライドされるので、ゲームの重要ポイントで再生できるスティンガーの選択肢が増えます。ミュージックオブジェクトの階層において、1つのトリガーで再生できるスティンガーは1つなので、再生されるのは、現在、再生中の子オブジェクトに設定されたスティンガーだけとなります。

スティンガーを使った作業には、以下のタスクが伴います。


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