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コマンドラインで、File Packager引数を使用

コマンドラインからパッケージファイルを生成する場合は、そのパッケージの詳細を定義するために使う引数が決まっています。コマンドラインで使用できる引数のリストを、下表に示します。

info 注記

File Packagerの、Ver. 2009.2や、それ以前のバージョンで使用された引数は、現バージョンと互換性があります。

引数(Argument)

内容

-generate

ファイルパッケージ生成プロセスを開始する。この引数は、ファイルパッケージャのプロジェクトパス(Project path)や、引数-infoと組み合わせて使える。具体例を以下に示す。

File Packager Projectを使って生成:

-generate <project_path>

SoundbanksInfo.xmlファイルを使い、1つのパッケージを生成:

-generate -info <soundbank_info_filename> -output <package_name>

SoundbanksInfo.xmlファイルを使い、ストリームのパッケージを1つ、バンクのパッケージを1つ生成する。

-generate -info <soundbank_info_filename> -output_stm <package_name> -output_bnk <package_name>

SoundbanksInfo.xmlファイルを使い、RSXストリームのパッケージを1つ生成する。

-generate -info <soundbank_info_filename> -output_rsx <rsx_package_dir>

-info <filename>

SoundBanksInfo.xmlファイルの場所を指定する。

以下を単数または複数使う。

-output

-put_

-output <filename>

サウンドバンクのファイルとストリームメディアのファイルを含む、1つのファイルパッケージを生成する。<filename>で、ファイル名(File name)と、生成されたファイルパッケージを保存する場所を指定する。

<projectpath>を指定しない時に、この引数を使える。フルファイルパス、または単純にパッケージ名を使う。どちらの場合も、ファイルパッケージの拡張子を入れる必要がある。

この引数を、-output_stm、-output_bnk、または-output_rsxと組み合わせて、ファイルの中身が異なる複数のパッケージファイルを生成できる。

この値はプロジェクト内で定義されるが、引数-outputが明確に定義された場合は、プロジェクト内で指定した値よりも、優先される。

-output_stm <filename>

ストリーム(Stream)用メディアファイルだけを含むファイルパッケージを1つ生成する。<filename>で、ファイル名(File name)と、生成されたファイルパッケージを保存する場所を指定する。

<projectpath>を指定しない時に、この引数を使える。フルファイルパス、または単純にパッケージ名を使う。どちらの場合も、ファイルパッケージの拡張子を入れる必要がある。

この引数を、-output、-output_bnk、または-output_rsxと組み合わせて、ファイルの中身が異なる複数のパッケージファイルを生成できる。

-output_bnk <filename>

サウンドバンク(SoundBank)ファイルだけを含むファイルパッケージを1つ生成する。<filename>で、ファイル名(File name)と、生成されたファイルパッケージを保存する場所を指定する。

<projectpath>を指定しない時に、この引数を使える。フルファイルパス、または単純にパッケージ名を使う。どちらの場合も、ファイルパッケージの拡張子を入れる必要がある。

この引数を、-output、-output_stm、または-output_rsxと組み合わせて、ファイルの中身が異なる複数のパッケージファイルを生成できる。

-output_rsx <directory>

-output_rsx

RSXストリームファイルだけを含むファイルパッケージを、単数または複数、生成する。<directory>の指定は任意で、生成したファイルパッケージを保存する場所を指定する。<directory>を指定しない場合は、デフォルトのディレクトリである、SoundBanksInfo.xmlディレクトリが使われる。

<projectpath>を指定しない時に、この引数を使える。相対ディレクトリまたは絶対ディレクトリを使う。この引数を、-output、-output_stm、または-output_bnkと組み合わせて、ファイルの中身が異なる複数のパッケージファイルを生成できる。

-output_loose <directory>

-output_loose

ルースメディアファイルだけを含むファイルパッケージを、単数または複数生成する。ルースメディアファイルとは、1つ以上のサウンドバンクのイベントやファイル構造から参照され、このプロジェクトのどのサウンドバンクにも含まれないメディア。<directory>の指定は任意で、生成したファイルパッケージを保存する場所を指定する。<directory>を指定しない場合は、デフォルトのディレクトリである、SoundBanksInfo.xmlディレクトリが使われる。

<projectpath>を指定しない時に、この引数を使える。相対ディレクトリまたは絶対ディレクトリを使う。

この引数を、-output、-output_stm、または-output_bnkと組み合わせて、ファイルの中身が異なる複数のパッケージファイルを生成できる。

-blocksize <number>

パッケージ内のデータをアラインする、バイト数。指定するバイト数は、各プラットフォームのI/Oデバイスの要件によって決まる。

各プラットフォームの一般的な数値を、以下に示す。

Xbox 360:2048

Wii、Nintendo 3DS、WiiU:32

その他のプラットフォーム:1

デフォルト値の「1」は、アライメントがないことを意味する。

ブロックサイズやプラットフォーム別のI/Oデバイスの制約についてはSDKドキュメンテーションで、Streaming > Low-Level I/Oを参照してください。

-blocksize_rsx <number>

RSX™パッケージ(PS3™専用)のパッケージ内のデータをアラインする、バイト数。

PlayStation 3:128

デフォルトは「128」

-hideprogressui <boolean>

Wwise内からパッケージを生成している間、ダイアログGenerating Packagesを表示させるのかを、指定する。

「true」に設定すると、プログレスダイアログを表示しない。デフォルトで、この引数は「false」に設定されている。

<projectpath>

1つの.wfpprojファイルを直接指す、File Packagerプロジェクトパスを1つ、指定する。引数-generateと共に使うと、他の引数を無視して、File Packagerプロジェクトを使ってパッケージを生成する。

この引数は、オプショナル設定である。

-soundbanks_dir <directory>

生成したサウンドバンクを、Wwiseが保存したディレクトリを指定している、SoundBanksInfo.xmlファイル(SoundBanksInfo/RootPaths/SourceFilesRootにある)の情報を、オーバーライドする。

通常の書き方:‘projectpath\GeneratedSoundBanks\platform\’.

この引数は、オプショナル設定である。

-cache_dir <directory>

コンバージョンしたファイルを、Wwiseが保存したディレクトリを指定している、SoundBanksInfo.xmlファイル(SoundBanksInfo/RootPaths/SourceFilesRootにある)の情報をオーバーライドする。

通常の書き方:‘projectpath\.cache\platform\’.

この引数は、オプショナル設定である。

-languages “<language1> <languageN>“

パッケージするランゲージのリストを指定する。

info 注記

リストは、スペース区切りである。リストを1つの引数に含めるには、ダブルクオテーションマークを使うこと。

SFXもパッケージするには、ランゲージリストでキーワードとしてSFXを使う。

この引数は、オプショナル設定である。デフォルトとして、全てのランゲージがパッケージされる。

この引数は、File Packagerプロジェクトが指定されていない時に限り、使用する。

-banks “<soundbank1> <soundbankN>“

パッケージするサウンドバンクのリストを指定する。名前に、bnk拡張子は含まれない。

info 注記

リストは、スペース区切りである。リストを1つの引数に含めるには、ダブルクオテーションマークを使うこと。

この引数は、オプショナル設定である。デフォルトとして、全てのサウンドバンクがパッケージされる。

この引数は、File Packagerプロジェクトが指定されている時も、使用できる。指定したサウンドバンクへのレファレンスがあるパッケージを、自動的にビルドする。

-includedFilesInBanks “<soundbank1> <soundbankN>“

中に含まれるメディアファイルをルースファイルとしてパッケージに追加するサウンドバンクのリストを指定する。この設定は、ルースメディアがPrepareEvent APIに必要であり、かつメモリにロードしたバンクにも必要なメディアである場合に限り使用する。名前に、bnk拡張子は含まれない。

info 注記

リストは、スペース区切りである。リストを1つの引数に含めるには、ダブルクオテーションマークを使うこと。

この引数は、オプショナル設定である。デフォルトとして、サウンドバンクに含まれるメディアファイルは、ルースファイルとしてパッケージに追加しない。

-excludedFilesInBanks “<soundbank1> <soundbankN>“

参照しているメディアファイルがバンクに含まれず、ルースファイルとしてパッケージに追加すべきサウンドバンクのリストを指定する。この設定は、ルースメディアがPrepareEvent APIに必要であり、かつメモリにロードした別のバンクにも必要なメディアである場合に使用できる。名前に、bnk拡張子は含まれない。

info 注記

リストは、スペース区切りである。リストを1つの引数に含めるには、ダブルクオテーションマークを使うこと。

この引数は、オプショナル設定である。デフォルトとして、サウンドバンクに含まれないがこのサウンドバンクが参照するメディアファイルは、他のサウンドバンクから参照されていない場合に限り、ファイルパッケージに追加する。


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