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2015.1.9.5624
2024.1.4.8780
2023.1.12.8706
2022.1.18.8567
2021.1.14.8108
2019.2.15.7667
2019.1.11.7296
2018.1.11.6987
2017.2.10.6745
2017.1.9.6501
2016.2.6.6153
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2015.1.9.5624
Wwiseはオープンアーキテクチャであるため、ワークグループプラグインを作成してソースコントロールソフトを簡単に実装できます。このワークグループプラグインがWwiseとソースコントロールソフトの間のリンクとなるので、Wwiseから直接ファイルを管理し、チェックインやチェックアウトなどのソースコントロール機能を実行できます。
ソースコントロールの操作はシステムによって異なるので、具体的な機能やワークフローはシステムによって違います。
Perforce®とSubversionという2種類のソフトウェア構成管理(SCM / Software Configuration Manaeent)システムをWwiseですぐに使えるように、それぞれのワークグループプラグインのサンプルが同梱されています。PerforceとSubversionは、コピー・編集・マージ方式を採用し、ロック・編集・アンロック方式と異なります。この方式では、ワークグループの各メンバーがレポジトリまたはデポを読み込み、クライアントワークスペース、つまりファイルやプロジェクトの自分専用の作業用コピーを入れたディレクトリを、自分のワークステーション上に作成します。チームメンバーは各自の個人的コピーを編集するので、全員が同時に作業できます。準備ができた時点で、各メンバーが個人的コピーをマージさせ、新しいファイナルバージョンができます。マージ段階でコンフリクトが発生した場合はバージョンコントロールシステムが補助しますが、最終的に問題を正しく解消するのは、各メンバーの責任です。
他のソースコントロール管理システムを使用する場合、Wwiseのワークグループプラグインを自分で作成できます。ワークグループプラグインの作成とインテグレーションについては、SDKドキュメンテーションのHow to Create a Source Control Plug-in DLLを参照してください。
ソースコントロールプラグインを使うと、複数のソースコントロール機能をWwiseから直接、利用できます。例えば、プラグインPerforceを使うと、以下のソースコントロール操作をWwiseから実行できます。
Get latest version機能で、デポから最新バージョンを入手して、自分の作業コピーを更新。
Submit changes機能で、ペンディング中のファイルを、処理するために、Perforceサーバに送信。
Check out機能で、デポファイルの作業用コピーをクライアントワークスペースに作成。
Lock機能で、他ののクライアントがサーバ上に、ファイルの作業用コピーをサブミットできないように、そのファイルをロック。
Unlock機能で、他のクライアントがサーバ上に、ファイルの作業用コピーをサブミットできるように、そのファイルをアンロック。
Mark for add機能で、ファイルをデポに追加するために、ファイルをadd(追加)とマークする。ファイルがチェンジリストに追加されるので、デポにサブミットする必要がある。
Mark for delete機能でファイルをデポから削除する。ファイルがチェンジリストに追加されるので、削除するためにデポにサブミットする必要がある。
Move機能で、ディレクトリOriginalsにあるフォルダ間でソースファイルを移動する。
Rename機能で、デポにあるファイル名の変更。
Revert changes機能で、クライアントワークスペースで行ったファイルへの変更を、取り消す。
Resolve機能で、1つのファイルの2つのバージョンの差分を調整。
Diff機能で、クライアントワークスペースにあるファイルを、デポにあるファイルと比較。
File History機能で、ファイルの変更履歴を表示。
info | 注記 |
---|---|
Subversionのプラグインにも、類似のソースコントロール機能があります。 |
複数のソースコントロールコマンドをWwiseからアクセスできるほか、Project Explorerに表示される特別なアイコンオーバーレイで、ワークユニットファイルのステータスが簡単に確認できます。例として下表に、ワークグループプラグインPerforceで使用するアイコンオーバーレイを示します。
オーバーレイアイコン |
Name |
内容 |
||
---|---|---|---|---|
|
Normal (not checked out) |
ファイルが最新版であり、誰もチェックアウトしていない。 |
||
|
Marked for add Moved |
ファイルが、Perforceデポ追加のためにマークされたか、ステータスmove/addとして移動された。 |
||
|
Checked out (Open for Edit) |
ファイルが、Perforceデポからチェックアウトされている。 |
||
|
Checked out by another user |
ファイルが、ワークグループの他のユーザーによってチェックアウトされている。 |
||
|
Concurrently checked out |
ワークグループで自分以外にも、ファイルをチェックアウトしているユーザーがいる。 |
||
|
Outdated (not latest revision of file) |
ファイルの新しいバージョンがサーバにある。最新版が入手可能である。 |
info | 注記 |
---|---|
「Checked out by another user」「Concurrently Checked out」「Outdated」アイコンは、Perforceのワークグループプラグインだけにあります。 |