サウンドバンク生成

ダイアログボックスGenerating SoundBanksは数種類あり基本的に同じですが、進捗状況を示すタグネームが異なります。処理中のダイアログのタグは「In Progress」となり、停止されると「Stopped」タグが追加され、処理が完了すると「Completed」タグとなります。例えば、最初はGenerating SoundBanks - In Progressダイアログが表示され、終わるとGenerating SoundBanks - Completedと題されたダイアログとなります。

各種ダイアログボックスには、共通する3つの情報パネルがありますが、詳細は後述の表で説明します：

ファイルコンバージョン処理中の各種機能の進捗状況
各サウンドバンクの生成結果
発生した問題や予想される問題のメッセージや警告を含む、処理ログ。

処理中は、上部パネルのメインプログレスバーに全体の進捗状況が表示され、コンバージョン中のファイル別に、補助プログレスバーも表示されます。補助プログレスバーの数は、マシンのCPUコア数によって決まります。生成プロセスを早めるために、Wwiseはサウンドバンクのファイルのコンバージョンにマシンの全てのCPUコアを使用します。Logパネルに、生成のステータスや、エラーなど、生成プロセスに関する情報が含まれます。

生成プロセスは、いつでも停止できます。生成が中断すると、ダイアログボックスGenerating SoundBanks - Stoppedが自動的に表示されますが、ダイアログは変わらず、上部パネルに表示されていた処理が全て赤字の「Stopped」に置き換わるだけです。Resultsは表示されたままなので、生成停止の前に生じた問題をLogで確認できます。

項目

内容

Operation

サウンドバンクの生成中に、実行中の各タスクの名前がこの欄に表示される。生成プロセスが完了すると、Completedと表示される。

Progress

サウンドバンクの生成中に、サウンドバンク生成の処理状況を示す複数のプログレスバーをこの欄に表示する。

メインのプログレスバーに、サウンドバンクの生成処理の全体的な進行状況を表示する。さらに、1つ以上の補助プログレスバーに、サウンドバンク生成の一環として実行する処理の進行状況を表示する。マルチコアプロセッサのマシンを使っている場合、各コアでサウンドバンクのファイルのコンバージョンを行い、それぞれのプログレスバーを表示する。

生成が完了すると、この欄は空欄となる。

Details

サウンドバンク生成中に、この欄に各コアが処理しているそれぞれのタスクの、詳細情報を表示する。

生成が完了すると、この欄は空欄となる。

Results

SoundBanks

生成したサウンドバンクの名前。

info	注記
info	Initは、Initialization Bankのデフォルト名で、全てのプロジェクトにある特別なサウンドバンクとして、生成された全サウンドバンクと共にリストに表示される。

Platforms

生成したサウンドバンクのプラットフォーム。

Language/SFX

サウンドバンクを生成したランゲージ。サウンドバンクにボイスオブジェクトが含まれない場合、この欄にSFXと表示される。

Created

サウンドバンク生成が成功したかどうかを、「Yes」または「No」と表示する。最後に生成してから変更がないためサウンドバンクが生成されなかった場合は、「Up to Date」と表示する。

Status

サウンドバンク生成のステータスを説明するメッセージ。ファイルの不足や最大サイズを超えるサウンドバンクなど、生成に問題点があれば、報告する。

Log：「SoundBank Generation Log」参照。

ダイアログボックスSoundBanks Generation - Completedが閉じる。

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