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ここまでのレッスンは、UnityプロジェクトとしてWwise Adventure Gameを使ってきました。最初は分かりやすいように、Wwise Adventure Gameを使ったインテグレーションを準備しましたが、あなたが実際にゲームプロジェクトに貢献したり、自分でつくり始めたりすると、何もないところからWwise Unity Integrationをセットアップする必要があります。手順に従えば、あなたが関与する新しい、または既存のUnityプロジェクトに、Wwiseをインテグレートできます。そのためにははじめにでインストールしたLauncherが必要です。
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もしWwise Adventure GameのUnity Projectが開いていたら、閉じます。
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Unity Hubを開きます。
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New projectをクリックします。
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New projectページ上部で適切なUnity Editorバージョンを選択します。
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3Dテンプレートを選択してProject nameを固有の名前に変更し、Create projectをクリックします。プロジェクトが作成され、Unity Editorで開きます。
Wwise UnityインテグレーションをLauncherからインストールできるようになりましたが、Launcherで処理を行う前にUnityプロジェクトを閉じる必要があります。
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Unityプロジェクトを閉じます。
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Launcherを開きます。Unityは最も広く使われているゲームエンジンの1つであり、Unityの関連プロジェクト用に専用ページがあります。
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Launcherメニューで Unity を選択します。
このページでUnityプロジェクトを見つけることができるほか、Wwise Unityインテグレーションの統合や更新など、Wwise関連のインストールをここで設定することができます。
新しいプロジェクトがリストに表示されていなければ、Unityフォルダから追加できます。RefreshをクリックしてUnityプロジェクトを自動検索するか、Open otherをクリックしてUnityプロジェクトフォルダまで移動します。
Launcherが、あなたのローカルのUnityプロジェクトをロードすると、RECENT UNITY PROJECTSのリストに表示されます。
ここからUnityプロジェクトを開いたり、Wwise Unity Integrationをインテグレートしたりできます。
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Integrate Wwise in Projectをクリックします。
このプロジェクトのプラットフォームを選択できるウィンドウが表示され、インストール用のパスなどの設定も表示されます。試しにデフォルトのインストール設定を使ってみるので、Unity Integration Extensions、Microsoft > Windows、Apple > macOSとします。
Wwise Unityインテグレーションを新しいプロジェクトにインテグレートする時に、Launcherが自動的に提供中の最新バージョンを選択します。最新バージョンを使うことが推奨されますが、あとからアップグレードする方が、ダウングレードするよりも簡単なので、どのバージョンが適切かを、チームで検討してください。
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Integrate をクリックし、ライセンス契約を許諾します。
多少、時間が掛かります。プロジェクトをダウンロードし、インテグレーション処理が完了すると、RECENT UNITY PROJECTSの下に'Operation completed successfully'というメッセージが表示されます。
プロジェクト名の右側に3つのボタンが表示されています:
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UnityのロゴはUnityプロジェクトを開きます。
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Wwiseのロゴは新しく作成されたWwiseプロジェクトを開きます。
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縦方向の矢印を開くと、UnityとWwiseのプロジェクトパスと統合されたプラットフォームのリストが表示されます。
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Unityのロゴをクリックし、最上部のバージョンを選択します。
UniqueNameのUnity Projectを開くと、Hierarchyに SampleScene という新しいシーンが表示されます。ここに、Main Camera、Directional Light、WwiseGlobalゲームオブジェクトが入っています。

新しいUnity Projectに、Wwise Unity Integrationをインテグレーションできました。同じ手順で、既存の古いUnityプロジェクトにWwiseをインテグレートすることもできますが、そのときは、UnityでUnity Audioコンポーネントを削除し、Wwise Unity Integrationとコンフリクトが起きないようにします。この技能検定コースで、あなたはすでにAkEventsやAkBankなど様々なコンポーネントについて知りましたが、ゼロから作成するとしたら、ほかにAkAudioListenerと、AkInitializerという、2つのコンポーネントについて知っておいてください。