Unityのメニューで、 Audiokinetic > Certification > 301 > Lesson 1 > Trigger Conditions を選択します。

それでは、301_CoinをWwise Adventure GameプロジェクトのAssetsフォルダから探して追加します。

Projectビューで '301 Coin' を検索します。

301_Coin ゲームオブジェクトをSceneビューの中までドラッグします。

Moveツール ('W') を使い、 301_Coin をTraining Areaの地面に置きます。

このとき、Coinゲームオブジェクトの緑のトリガーが、プレイヤーと重なっていないことを確認してください。

	Collider、またはTriggerとは？ Colliderは、Unityでゲームオブジェクト同士の接触を検出するために利用します。何種類ものCollider（Box、Sphere、Capsuleなど）があり、主にオブジェクトのメッシュ（形）の物理的な形状を決めて交差を妨害するために使います。Triggerは、コリジョン（衝突）を検知するColliderで、ほかのColliderはこれを通過することができます。Colliderは、Meshで形状を描く（岩を平たんなポリゴン面で描くように）のではなく、Colliderの大きさや形を定義するために、目に見えないMeshを使います。

プレイヤーがSphere Triggerとオーバーラップしていると、Sceneスタート時にコインが自動的にピックアップされてしまいます。そうではなく、プレイヤーが動いてコインをピックアップするようにしたいので、ここでは Is Trigger に設定されたSphere Colliderにゲームプレイ中に入ると、音が起動することを説明します。もし上図のような球体のアウトラインが表示されていなければ、InspectorでSphere Colliderコンポーネントが開いているか確認して下さい。名前をクリックすれば展開できます。

	Triggerは厳密には、Is Triggerに設定されたColliderのことですが、ここではTriggerと呼びます。

これから301_Coinゲームオブジェクトにサウンドを追加します。ここではWwise Pickerを使うのではなく、マニュアル操作で既成スクリプトを探して追加する手順を学び、あとでこのコースで使いこなせるようにします。

Inspectorで Add Component を選択します。

' AkEvent' を検索し、それを選択します。

Event Name プロパティで Events > Player > General を展開し、 Pickup_Coins をダブルクリックします。

これで、ゲームをスタートしたときに、301_Coinゲームオブジェクトを参照先するPickup_CoinのEventがポストされます。次に、このEventのトリガー方式を設定する必要があります。301_CoinゲームオブジェクトにはSphere Colliderがあり、それはTriggerに設定されています。AkEvent > Trigger Onプロパティに、サウンドをトリガーする最も一般的な方式が、選択肢としていくつか表示されます。Sphere Triggerに入ったときにPickup_CoinのEventをトリガーするには、AkTriggerEnterという選択肢を使います。今、Trigger OnプロパティはStartに設定されています。今まで選択されていた条件をすべて変更し、AkTriggerEnterのみにするためには、Startをもう一度選択するかNothingを選択します。

Trigger OnプロパティでNothingを選択してからAkTriggerEnterを選択します。

Play をクリックし、Coinに向かって走ります。

Pickup_Coinが何回もポストされたことに気づきましたか？AkEventコンポーネントは正しく設定できましたが、問題は、Triggerに入ってきたすべてのゲームオブジェクトに反応してしまうことです。ゲームをスタートすると、Triggerがまず地面自体を検知し、イベントをポストします。あとで、プレイヤーがTriggerに入ったときにもう一度、同じイベントをポストします。