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レッスン 5
目次
メモリに保存したオーディオソースから読み込む代わりに、WwiseのSynth Oneプラグインを使いコンピュータ生成音をDigital Signal Processing (DSP) で作成することもできます。このDSPプラグインはプロセス負荷が非常に低く、ローエンドデバイスでこのプラグインをオーディオソースとして使えば、リソースをほとんど使用せずにすみます。しかし最もよいのは人工音やリアルでない音に使うことで、例えばUIや、インタラクションに対するシンプルで短いフィードバック音などに適しています。それでは、Synth Oneを使い、ピックアップ用のSound SFXを生成してください。
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プラットフォームセレクタで、Androidが選択されていることを確認します。
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サーチフィールドで‘Pickup Misc’を検索し、Pickup_MiscというSound SFXを選択します。
Object Tabに2つのオーディオソースが表示されます。PickupというWAVオーディオファイルが1つと、Pickup_SynthOneというWwise Synth Oneが1つです。
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Object Tabの下部にあるContents Editorで、WAVのUseが有効になっていることを確認し、Use列の上のインジケータを右クリックしてUnlinkを選択します。
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Pickup_SynthOneのUseオプションを選択します。
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Transport ControlでPlayをクリックして、結果を聞きます。
これで、AndroidプラットフォームではWAVファイルを再生せずに、Synth Oneプラグインだけを使うようになり、音はコンピュータ生成音なので、ランタイムメモリは使われません。